先週のバレンタイン・デーに小生が、貰った「ちょこ」3個である。
60も半ばを過ぎた爺さんにしては、この数、先ずは平均値といったところか。
ただ、今年の違うところは、一番手前にあるセロハンに包まれた、このちょこ・・・5才になった孫娘が手作りし、爺にと持参したもの。
チョットやソットでは食べられず、一週間過ぎた今も手づかずで残っている。
もともと、バレンタイン・デーは、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)を祭る祭日で、この日は、恋人たちの愛の誓いの日とされ、世界各地で様々な祝い方がある由。
ヨーロツパなどでは、男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、恋人に贈り、日本のように必ずしもチョコレートが主体ではない。
日本でのバレンタイン・デーとチョコレートとの結びつきは、先週NHKのクイズモンスターで放映されていたが、昭和33年に初めてメリーチョコレートの社長が、伊勢丹新宿本店で「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったのが始まりという。
ところが、1年目は3日間のセールで50円の板チョコが3枚、計150円しか売れなかったという。それが、今は700億円の市場とか。
その商魂にまんまに乗せられていると思うと癪だが、ホワイト・デーも含め、贈る方、贈られる方、お互いに小さな喜びがクロスできたと思えば良しといえるか。