写画へのいざない

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出初式

2006-01-18 14:31:18 | 日本の伝統

 半月ほど、ずれ込んでしまったが、新春行事の一つである「出初式」である。
 これの起源は、今から約 340 年前の江戸時代に於ける、明暦の大火を契機に、時の老中 稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で「出初」を行い、当時焦土の中にあって苦しい復興作業にあった、江戸市民に大きな希望と信頼を与えたのが始まりという。
 最近は、消防自動車をはじめ、消防艇、消防ヘリコプターなど、最新機能を装備したもののデモンストレーションが目立ち、発祥当時からの「はしごの曲乗り」は、年々少なくなって行くようである。

 作品は、そんな希少価値となりつつある「はしごの曲乗り」をネット上から選択し、写画にしたものだが、切手のデザインにしても充分にイケル画像に仕上がっていると思う。

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