JRの港南台駅前通りの傍らにある「我輩は石である」という名のモニュメントである。
既に、2005/8 と 2007/8 に同じ通りにある2作品、「涙」と「宿借り」を紹介しているが、本品も横浜彫刻展での受賞作品で、高橋浩之氏が作成し、平成4年に設置されたものである。
高橋氏の実家は、滋賀県蒲生郡で石材店を営んでおり、記念碑・墓石・庭・彫刻などを扱っているとか。
石の加工は、どういう技術があるか知る由もないが、あの固い石を衝撃を与えたように割れ目を2ヶ所設け、これを、ヒビが入った半面で支えている技巧、また、一部 石面を湾曲させている技巧など、ここを通るたびに、どのようにして作成したのか不思議に思う。
作品は、彫刻品の画像を損ねたくないため、エンボス効果を用いて写画にしたもの。
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