4月の後半に、みなとみらいのランドマークタワーを訪れた方は、ご覧になったと思うが、入口に展示されていた、ステンレス製の巨大なカブトムシのオブジェ。
製作者は、昭和19年生まれのステンレス彫刻家の中嶋大道で、今は、北アルプスの麓、安曇野穂高に大きな工房を建て、制作に打ち込んでいる由。
作品は、トンボ・トノサマバッタ・ちょう・かまきり・アリなど、昆虫を主体に、恐竜・リス・白鳥・鳥など多彩で、数多く手がけている。
素材は、ステンレスの4~6mmの板材で、機械や道具を使って切断→プレス→溶接→研磨まで全て自分の手で行って作品を創り出すという。今までの最大は、高さ12m、重さ5tで、因みに、カブトムシは、高さ3.3m、幅5m、重さ2tで、結構大きいものである。
完成された彫刻は、生まれた長野県に多く、公園、役場、駅、動物園などに設置されている他、各地で展示会も実施されている。
このカブトムシも、みなとみらい地区のドックヤードガーデンに、ゴールデン・ウイーク期間中、他の作品20点と共に展示されていた由。(5/1の朝日新聞より)
作品は、背景を塗りつぶした後、鉛筆スケッチ効果を用いたもの。
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