第99話. お気に入りのラジオ番組(3)

2018-05-06 13:32:45 | 気になったラジオ番組
湖畔人です。

第34話、第35話でも触れたお気に入りのラジオ番組の3回目です。ここ数ヶ月の間、週末に遠出をし、かなり長い時間車の中にいる状況が何度かあって、そのおかげでラジオを聴いている時間が長く、お気に入りのラジオ番組も増えたので、お気に入り番組の更新をしたいと思います。
J-Waveの『Vision』は相変わらず大好きですし、NHKAMの『かんさい土曜 ほっとタイム』の “ぼやき川柳アワー”も相変わらず大好きです。最近、『かんさい土曜 ほっとタイム』のサイトも見たのですが、佐藤誠さんの写真がソフト帽をかぶったもので、AORのボビーコールドウェルのようでチョイ悪オヤジ風で素敵でした。彼の喋りはわざとらしくなく、でも人を傷つけずに毎回うまく話をまとめており、あこがれのコミュニケーションの達人だなといつも感心しています。土曜の夕方のJ-Waveの『OTOAJITO』も相変わらず大好きで、クリスペプラーさんがつまみをボリボリする音を楽しみにしています。最近はその前にやっているグローバーさんの『MUSICOLOGY』も、更にその前にやっている横山エリカさんの『FRUIT MARKET』も気に入っています。
MUSICOLOGYでは、毎回一人のアーティストを選んでそのアーティストについてそのファンに相当する方々が出て来て色々と語り合う番組なのですが、回によってはとても面白いです。プリンスの回はとても楽しめました。横山エリカさんの『FRUIT MARKET』もぼやき川柳の後に聞くのですが、若者らしい瑞々しいお話に清涼感があります。UKサウンドのコーナーもお気に入りです。また、遠出をしたときは、普段聞かないもっと遅い時間帯の番組も聞けたのですが、20:00からの村治佳織さんの『RINREI CLASSY LIVING』も、21:00からの市川紗椰さんの『TRUME TIME AND TIDE』も、更にその後の杏さんと大倉眞一郎さんの『BOOK BAR』もとても良い番組です。特に村治さんの『RINREI CLASSY LIVING』のオープニングの曲は、ゆったりしたギターとストリングスの曲で、バートバカラック風のユッタリしたテンポの曲でして、とてもリラックスしたセンスの良いオープニング曲です。一番良いかもしれません。市川さんの番組も毎回興味深いゲストとのトークは楽しく、特にオタクな市川さんのコーナーは面白いです。『BOOK BAR』は本の紹介番組ですが、視点が新鮮です。でも大体この番組の途中で家に着きます。日曜の番組も相変わらずお気に入りは幾つかあり、以前お話しした日曜夕方の『LIFESTYLE COLLEGE』も相変わらずやっていますが、オープニング曲が変わってしまったのと、DJ TAROさんがいなくなってしまったのが残念です。今は、女優の吉岡里帆さんが一人でやっているのですが、勢いのある人気女優は勉強家で毎回ゲストが来る前にゲストの作品を大分予習して来ていて、自分なりの意見を披露し、番組に来るゲストを皆虜にしてしまっているようですが、結構自己プロデュース力がある方のようで、あえて戦略的にいろいろと演出しているようにも見え、その計算が見え隠れしてしまうのが、微妙です。末恐ろしい感じがします。日曜の20時からやっている『トラベリングウィズアウトムービング』も相変わらず低音の野村さんの喋りが素敵ですが、彼は意外と世界的な有名人と人脈があり、彼の声やファッションセンスだけでなく、人脈力がハンパない御仁です。国際的で結構な大物と繋がっており驚きなのです。最近は映画への出演もしたらしく、先日も共演したビルマーレーと飲み対決をした話をされていました。意外性の塊のような人です。面白い人ですね。
という事で、遠出をするとお気に入りのラジオ番組が増えて、楽しいです。たまには遠出をするも悪くないです。疲れますが・・・。

湖畔人

第98話. 永遠を感じる瞬間

2018-05-06 13:31:38 | ★妄想
湖畔人です。

霊性の獲得の重要性を訴えているにも拘らず、霊能力とは無縁の私なのですが、それでも永遠を感じる瞬間と言うのはある事はあります。そのタイミングは、草木が風に揺れる様を見掛けた時です。草花や木々の枝葉が風に揺られゆらゆらしている様を見ていると、『あー、これを知っている、ずーっと昔から見てきた気がする、幼少時の記憶だけでなく、もっともっと前から知っている気がする』と思ってしまうのです。何故か判りませんが、そう感じる事が多く、草木が風に揺れる様を見る事は、自分は今世だけでなく、もっともっとずっと前から輪廻を通して何度も転生を繰り返して来ており、これら草木達を見続けてきたんだろうなー、と感じさせる瞬間なのです。まあ、気のせいかもしれませんが、でも、自分が大切にしている感覚でして、自分が永遠の生命を生きている感覚が日常の風景で触発される事はとても良い事だと思っています。

湖畔人

第97話. 気になった音楽⑨ The Beatles『Black Bird』

2018-05-06 13:30:41 | 気になった音楽
湖畔人です。

続けてビートルズの曲をもう一曲、これも、ホワイトアルバムからの一曲で、ブラックバードです。
こちらもポールマッカートニーの曲で、同じく彼のアコースティックギターの弾き語りでして、羽の折れたクロウタドリが飛ぶ事が出来る日を夢見て、歌を歌い続ける姿を歌った曲で、何とももの悲しいけれど、でも、希望を捨てない事の大切さと、心の自由の尊厳を歌っているのかのような、ちょっと本当の所は判りませんが、何とも、心に残る優しい歌です。大好きな曲の一つです。お勧めします。

湖畔人

第96話. 気になった音楽⑧ The Beatles『The Mother nature's son』

2018-05-06 13:29:35 | 気になった音楽
湖畔人です。

という事で、さっそくビートルズからお気に入りの曲を一つ。記念すべき第一号は、通称ホワイトアルバム、1968年の『The Beatles』からの一曲で、マザーネイチャーズサンです。大地の子的な感じでしょうか。
この曲はポールマッカートニーの曲で、基本アコースティックギター一本による弾き語りでして、当時のポールはインドのヨガマスターの影響を受けていた時期らしく、インド風のテイストを若干持った牧歌的雰囲気の曲です。老荘的な雰囲気、自然に身を置き、その中で自然と一体となり、自然と喜びと共に生きる人の姿を歌ったもので、何かとても好きな曲です。草のにおいがしてきそうです。名曲です。

湖畔人

第95話. Beatles論

2018-05-06 13:28:11 | 文化論
湖畔人です。

今回は、以前から触れてみたかったビートルズについてです。何時までも半島情勢と日本の危機ばかりやっていられないので、たまには趣向を変えて音楽関連の話です。気になった音楽のカテゴリーにしようかなとも思いましたが、まずは、文化論として、ビートルズについて語りたいと思います。
最近、リンゴスターがナイトの称号を頂いたと言うニュースが流れており、また何かと脚光を浴びているビートルズですが、私の中では、半年に一回位の頻度で無性にビートルズ、もしくはポールマッカートニーの曲が聞きたくなるタイミングが来ます。特に心が疲れている時はポールの甘いメロディーが疲れた心に染みて助かるのです。以前も自分は無類のポップス好きと申しましたが、その中でもビートルズ、特にポールマッカートニーの曲は、自分の中では別格扱いとして位置付けられています。勿論リアルタイムでビートルズを体感した筈も無いですが、ロックの基本としておさらいをしており、高校時代には殆どのアルバムは聴いていて結構詳しい方だとは思います。好きな曲は結果的にポールの曲が多いのですが、ジョンの書いた曲もいくつか好きな曲はございますし、ジョンがソロになった後に書いた曲も亡くなる直前のダブルファンタジー等は、「スターティング・オーヴァー」や「ウーマン」等、名曲が多く、とても好きなのですが、ただ、ジョンの代表曲となっている「イマジン」は無神論の推奨みたくなっており、霊的人生観を常識としたい立場の私としてはやはり見過ごせない点であり、ドラッグの拡散と合わせ、ビートルズ関連の中で最も問題視している点でもあります。オノヨーコさんのいとこで外交評論家の加瀬英明さんによれば、ジョンが日本に滞在していた時には靖国や伊勢神宮にも足を運んでおり汎神論的な神道的世界観にも理解を示していたし、彼は多分、キリスト教批判をしただけであってかならずしも無神論者ではない、と言ってはいましたが、きっとそう言った面も事実かと思いますが、ただ、彼の残した曲、イマジンの歌詞を見る限りは、天国も地獄も死後の世界などなく、ただ、今に生きなさいと言うような歌詞ですから、無神論の勧めにしか聞こえないのも事実です。仮にこれがキリスト教批判と言う限定されたもので宗教全てを批判した訳ではないのであれば、そう示唆すべきであって、個人的には“第5話.一度きりの人生を大切に生きる為に【3】 霊的人生観の設定方法”の中で指摘したように、生まれて来る環境がバラバラで、ある人は地獄に落ち易い酷い環境に生まれ、ある人は恵まれた天国に行き易いような環境に生まれ、人生は一度きりで、輪廻のようなセカンドチャンスはなく、失敗したら地獄で永遠の業火に焼かれていなさいなんて言う世界観は余りにも酷過ぎるし、そうしたキリスト教的なあの世観は信じがたいし、多分、元々はキリスト教でも輪廻を肯定していたのを教会が何らかの理由で意図的にもみ消した方針があったのだろう、と述べましたが、そうした理由でキリスト教の負の側面を批判するのであればそれなら同意できるし、そう言ってもらえれば良いのであって、神と霊的世界観の全てを否定すべきではないと思うのです。宗教が紛争の要因に成って来たのも事実で、そう言った点も彼の批判には含まれるのでしょう。確かに、宗教紛争を解決できる神はまだ彼がこの曲を書いたときには現れていませんでしたから、そう言いたい気持ちも理解は出来ます。理解は出来ますが、そこは、古い宗教が発生した時期の、その当時の世界観はかなり制限されており、世界全体を見ていたわけでもなく、かなりローカルなものであって、現代にマッチさせるには、多少の調整、アダプトが必要だね、と、そう言った大人な見方、対応をすべきだったと思うのです。彼はGODと言う別の曲でも、イエスも仏陀も否定し、自分と恋人のヨーコしか信じないとしていますし、I found out(悟り)と言う曲でもハレ・クリシュナやイエスを否定しています。(この曲で良い点は、ドラッグが何ももたらさないと言い切っている点だけです。これでドラッグ拡散のカルマ取りが一部出来たかもしれません)イエスの復活とか、パンを無数に出したとか、そういったエキセントリックな奇跡話を信じられないと言うなら、それは多少は理解できるし、そもそもそうした逸話は実は余り重要ではなく、それらは後世の人々がイエスを神格化するために付け足した面白話位に捉えていればよいのであって、そこでもってイエスを否定してはならないと思うのです。大事なのはイエスの愛の教えであり、霊性のお話です。枝葉で幹を否定すべきではありません。想像ですが、ジョンは親に捨てられた過去を持ち、親の愛に飢えていたため、その親の代わりとなる絶対的な愛の存在を探すあまりに、完璧な神の姿を求めすぎて、インドのヨガマスター等、世俗的で胡散臭い宗教者と出会っては失望を繰り返しこうした結論を述べたのかもしれません。期待が大きく依存性が激しい分、失望した時に激しいリアクションを起こしたのかもしれません。でもだからと言って、それで霊的世界の全てや神の存在まで否定するのはやはりやりすぎだと思うのです。ジョンは息子のショーンかジュリアンやオノヨーコさんにインスピレーションを下ろして、神と霊的世界を肯定するような歌詞に変えたIMAGINE2を是非残すべきだと個人的には思います。例えば、”I died in 1980. I found in the spiritual world now that what I said in my song “imagine” was wrong. Now I know that there are heaven and hell. They surely exist. I found that hell is not the place you need to be forever, it is like a school or a jail or a hospital. Once you find out your bad tendency in your way of thinking by being in the hell, or by looking at similar people around you in the hell, and if you start to think that your bad tendency needs to be changed, then it is the time that you can get out of the hell, it is a time to graduate from the hell. So hell is not the place you need to be forever, it is the place like a school to teach you how your bad tendency looks like and it is the place to let you think such a bad tendency needs to be changed. Once you find that out, you can get out the hell. So don’t worry too much. Somehow you can go back to where you belong to, that is the heaven. After you enjoy the life in the heaven for sometime, in order to become a better person, a God like being, you will have another chances to reborn again and again. Yes, we are in the cycle of reincarnation. So we have plenty of chances to try many other lives to experience more in order to become a better being. So, don’t worry too much. Life goes on, and you will gain your knowledge through many experiences through reincarnation. And you will be wiser and brighter and nicer in the future. Your future is bright. I swear you. Life is great. We live forever through the system of reincarnation. Thanks god, this is the perfect system.”とか、そんな感じの訂正ソングを書いて頂きたい所です。タイトルは、"IMAGINE2, Don't Imagine but know the truth"みたいな感じで。 でないと、ジョンレノン=無神論者では余りにも残念過ぎます。彼は一方では“All you need is Love”と歌う愛の伝道者でもあります。愛は神が最も重要視する教えですし、愛とはある意味彼の否定した神の別の名前です。いい線行っていたと思うのですが、Imagineだけは残念です。
長くなりましたが、結局ビートルズ論の一回目はジョン批判となりました。でもジョンの曲は好きな曲も多いし、ビートルズを作ったのもジョン、ビートルズのリーダーもジョン、神道に理解を示し、UFOを見たと言い、霊性に理解を示し、Instant Karmaとカルマを歌詞に歌ったのもジョン、愛が大事だと言ったのもジョン、良くも悪くもビートルズの中心は彼であり、彼の心の軌跡は多くの若者に追体験され、人々に考える契機を与えたのも事実です。ただただ、イマジンだけが残念、ただそれだけです。
ビートルズ程愛された存在を知らないし、彼らの書いた曲のいくつかは普遍的で今後も残る曲かと思います。イギリスの皇室と並んでイギリスの代表的なイメージであり、現代のロックやポップスの原型の多くは彼らから生み出されており、ハードロックもプログレも皆彼らから出てきています。ロックやポップスのバンドがある程度出世をするとサイケな格好をして愛と平和を歌う流れも彼らが始まりですし、色んな意味で人類的な存在、偉大なる存在なのは間違いない事実かと思います。
次回以降はビートルズの曲とポールの曲を気になる音楽のカテゴリーの項目でパラパラと一曲ずつ追いたいと思います。それではまた。

湖畔人