メンタリストになりたい

今日もここ数日よりは遅かったけど通常より早起き。アラームが鳴る8時にはもう散歩に行こうとしてたんやもん。私には十分早起き。

今朝も曇天。いい感じの風も吹いてて、歩いたら気持ちよさそうだったので住宅街コース。なんだかんだで一時間近く歩いていた。距離はそうでもないけど、住宅街コースの時はワンコたちがにおいを嗅ぐのに忙しいからね。それに時間を取られる。

帰って家のことして、今日もう一度パウンドケーキを焼いた。昨日、ほとんど食べられなかったもんね。今日の分にはアーモンドを入れてみた。食感は良かったけど、アーモンドのある箇所が割れやすく、少しモロモロになっちゃった。Dには少しだけ残して、ほとんどは職場へ。無事に食べてもらえて何より。

そう。
お昼からは仕事。昨日と同じ患者さんを担当。
今夜は脳梗塞の患者さんの様子がおかしかった。親戚がお見舞いに来たこともあって昨日は終始ニコニコしていたけど、今日は夕方になっていきなりテンションダダ下がり。夜の薬を持って行っても「飲まない!」「もう病院にはいたくない!」「退院したらすぐに死ぬんだ!!」と言う。
脳梗塞で体の自由が効かなくなった患者さんのストレスは計り知れない。ついこの間まで当たり前にできていたことが何もできなくなるなんて誰が想像するやろうか?　鬱っぽくなる患者さんをこれまでたくさん見てきた。
それに脳梗塞は当たり前やけど脳へのダメージ。その影響でそれまでとは違う人格を生み出すこともある。だから上記のように急に変わった態度をとり始める場合、その原因がなんなのかを察知して、それに合わせて対応する必要がある。
今夜の場合はストレスによる八つ当たりだった。八つ当たりされて作業は滞るし、また楽しいわけもないけど、私は患者さんに基本は吐き出してもらうようにしている。ストレス軽減のためにもため込んでいる気持ちを吐き出すって大切だもんね。
ある程度話を聞いたら、私は看護師としての自分の意見をあえて感情を込めず、簡潔に、かつやや強めに伝える。少し強めに言うことで、私はあなたの拒否にはめげず、やるべきことをやりますよ、と伝えるのが狙い。何度か粘ってみてそれでも拒否したらそれはそれ。
今夜の場合は、家に帰りたいなら薬が必要なこと、私たちも患者さんには家に帰ってほしいこと、患者さんが病院にいる間、私たちスタッフが全力で死を止めることを伝えた。激昂した患者さんの横に座り、壊れたレコードのように同じことを繰り返し伝えること5分。最終的には薬を飲んでくれた。よかったこと。
ちなみにうつっぽい人には先方の性格によってかける言葉を変えている。前向きな言葉が聞きたい人、ただただ話を聞いて欲しい人、それぞれさまざま。
新しく出てきた性格はもちろんこれも対応は多岐にわたるけど、半分スルー。本来の患者さんの姿ではないからね。でもその時の本当に姿でもあるから、ここも臨機応変。看護師って技術も知識も必要だけど、精神力も忍耐力もいる仕事だと改めて思うわ。

相手の強い拒否にも動じなくなってきた。というか心の中でどうしよう⁉︎と思っていても顔や声に出さないようにしている。興奮状態の相手に感情的な対応をしても効果がないと思うのよ。それに嘘でも自信があるように見せかけてる。こちらの動揺はすぐ見透かされて、話を聞いてくれなくなるからさ。ただの会話に見えても、看護師はそれなりにちゃんと考えてるものよ。

これ以外にもちょこちょことドラマはあったけど、シフト終わりにはカタがついた。昨日よりは忙しかったかな。

無事に帰宅。
明日も仕事。相変わらずめまいが続いている。職場の先輩たちにはお医者さんに行くことを薦められた。でも血圧とか問題ないのよね～。あと一週間ぐらい続くようなら受診も検討しよう。

明日はDが学校へ行く日。なので明日は必須の早起き。そんな日の前の晩に限って夜更かしをしている。もう日付も変わり、大きく過ぎている。一体何をしていたんやろう?　
Dは明日、先生の個人レッスンを受け、残っている課題に取り組む予定。早く終わらせて資格を取得してほしいもの。頑張ってよねー、ホント。