華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

運転免許証失効の更新手続き

2022年04月16日 20時06分03秒 | Weblog
もうひとつ、海外在住者に役立つかもしれない情報を。

失効した運転免許証の更新手続き。
私は兵庫県民なので、兵庫県の決まりに準じます。

私の免許証は昨年秋に失効。海外で更新手続きはできないので次の帰国を待つしか手はなかった。ただ、基本的に海外で失効した場合は、何年経っていても条件付きで更新手続きをしてくれるみたい。

兵庫県警のウェブサイトで調べたところ、海外に住み、コロナの影響で帰国できずに失効した人は、その国の出国を示すハンコと日本入国を示すハンコをパスポートにもらってこいとあった。現在ほとんどのパスポートはICチップが導入され、人がいる移民局を通らず、機械で済ませることが多い。だからこれは係の人に頼んで押してもらうしかない。
出国前に書いたブログでも言ったけど、もうハンコの存在を知らない係官もいる。そこは弱気にならず「上の人に聞いてください」というべし。

続いて。
私は海外転居届を出しているので日本に住民票を持たない。免許証更新には必須の住民票。なので運転免許センターに問い合わせたところ、私の場合は両親のいる実家に戻ったので、両親に住民票を取ってもらい、その裏面に親が下記のように記入するようにと指示。

私の名前。生年月日。
この〇〇(私のことね)は私(親)の娘です。
海外在住のため、運転免許が失効しました。
現在、一時的に帰国し、私たちと一緒に過ごしていることは間違いありません。
親の名前。日付。ハンコ

あくまで意訳。そして各都道府県で文言が違うかもしれないので、皆さん、それぞれのセンターに問い合わせてください。実家に帰らない人の手続きはわからないのでそれも問い合わせを。

そして当日。私は明石市にある運転免許センターへ。更新の人は11時~11時30分の間に手続きを済ませてとのこと。
日本は本当にこういうことはきちんと整備されてると感動。様々な目的で訪れる人用にそれぞれ手続きの手順を示す用紙が準備され、実にわかりやすく説明されている。しかもだいたいの終わりの時間までばっちり。免許がないので両親が送ってくれたんだけど、一度家に帰ってもらって、終わる時間にまた来てもらった。ちなみに終了予定時間は3時前。当然日本で違反していないのでゴールドですよ。研修も一番短い30分コース。

指示された通りに次から次へと違うブースへ。そこは各県似たようなものだと思うので内容は割愛。持ち物は失効した免許証。豪州の免許証。パスポート。住民票。ペンもあると便利。
問題は、というか予想外だったのは、今回の出入国を示すハンコだけでは不十分だったこと。
私は豪州での運転免許も持つので運転していることは明白なんだけど、先方は前回の日本出国を示すハンコがパスポートのどこか似ないかと聞く。ウェブサイトではそんなこと書いてませんでしたよ?とは言ってみたけど、先方も「決まりなんで…」の一点張り。まぁ仕方ないわな。
先にも書いた通り、今は移民局は機械で通すことが多い。並ぶのが大嫌いな私は当然スムーズな機械を使用。運転免許センターではパスポートのICチップに入っているデータにはアクセスできないようで、私は前回の出国を証明できなかった。
その結果、運転免許の更新はできたけど、一年間の初心者マークの表示を義務付けられた。
私は失効から半年経っている。もしも前回の出国を証明でき、現地での運転免許を持っていればそれは免れたらしい(だったら前回の豪州入国のハンコも要るんじゃね?)。もし失効後半年以内なら問題なかったとも言われた(気がする)。たくさん説明されたので、覚えきれなかった。

結論。
失効していても運転免許の更新はできる。
ただし、今回の出入国に加え、前回の出入国のハンコがあるとより良い。

私は初心者マークを買うのが面倒だったので、結局運転しなかった。

ところで。
私が検査場に行ったのは4月の上旬。新生活を始めたと思われる若者たちがたくさんいた。フレッシュな顔を見るのはいいねぇと思ったおばさんでした。
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日本出国

2022年04月16日 19時00分00秒 | Weblog
日本から豪州へ。行きも帰りも全日空の夜行便を使用。

こちらも手続きは基本豪州出国と似ている。
必要な書類は
1. 公的機関が発行するワクチン接種証明書(3本)※英語での記載が必要。
2. PCR検査の陰性証明書 ※日本政府が求めるような“このフォーマットで!”という決まりはないっぽい
3. オーストラリア政府が求める宣誓書

1.ワクチン接種証明書
私の場合、豪州で取得したものを使用。日本語で書かれていないけど、航空会社受付の人はこの程度の英語なら理解してくれるので問題なし。前回のブログで書いてないけど、求められる製薬会社は決まっていて、巷に出回っているファイザー、アストラゼネカ、モデルナのどれかを接種していれば基本はオッケー。
日本の人がどうやって接種証明書を取るのかは知らないけど、両親いわく、家に手紙で送られてきているとのこと。

2.PCR検査の陰性証明書
これはネットで「海外渡航のためのPCR検査場」で検索した。
私は兵庫県民で、実家は神戸市内からそう遠くない(近くもないけど)。だから神戸三宮で受けた。ちなみにうちの実家がある市ではやってない。
神戸市内には選択肢がいくつかあり、検索結果の選択肢の一番上に出てきた会社を結果的に選んだ。ほかの場所は三宮から少し離れてたり、時間が合わなかったりしたので却下。
検査費用は驚きの高値。私が受けた検査場は1万8千700円もした。豪ドルにしたら多分200ドルぐらい。オーストラリアの方が安いってどういうこと!?って感じやったなぁ。1万5000円のところもあったけど、それは中心地から少し離れたところ。費用対効果を考えてお高めの検査場を選択。
私が利用した検査場はウェブサイトを通じて予約、支払い。その際、誕生日やパスポートナンバーなどが聞かれる。
当日は予約時間の少し前に到着。検査場はビルの一室にあり、予約5分前に入室(そう指示されていた)。予約名を告げ、入金を証明するメールを見せ、簡単な問診を受けてさっそく検査。唾を容器の中に入れて、それを袋に入れて提出。以上。その時間5分程度。ちなみに受付はビニールカーテンで何重にもカバーされていて、受付をする人の顔は見えなかった。10畳ぐらいの部屋に妙な受付と、ヨダレを接種するための簡素なスペース。とっても無機質で不思議な空間やったわ。
私の予約は10時50分で、夕方には結果がメールで届いていた。この辺はさすがに早いね。

3.宣誓書
これはDigital Passenger Declarationといって、オーストラリア政府が求めるもの。基本は上記の証明書のアップロードと出国予定日や使用する航空会社の情報を打ち込むもの。パスポート番号も聞かれたかな? 覚えてない。
出国の何時間か前までに完了させていないといけなかったけど、その時間も覚えてないなぁ。6時間だったかしら。
私は専用アプリを使用。日本で出国手続きをする際に提示を求められたのみ。それ以外は一度も聞かれなかった。

出国手続きはいたってスムーズ。
上記3点を見せて、あとは通常の手続き。それとビザの証明書を見せるように言われた(私の場合は配偶者ビザ)。
関西国際空港を使うときには聞かれないんだけど、伊丹から羽田に飛ぶときは聞かれる。たまにしか伊丹を使わないので今回も忘れていた。パスポートのICチップに情報が入ってるはずなんだけどな。昔メールに添付した記憶があったので、それを検索して発見、事なきを得た。これからは一枚プリントアウトして持って方がいいのかも。
乗り換えの羽田でもなんの問題もなし。国内線から国際線へバスで移動。伊丹空港で荷物も預け、チェックインも済んでいるので、早々に持ち物検査、移民局を抜けて出発ゲートの前で座っていた。
ここで誤算だったのが、免税店が夕方には閉まること。
入国時のように、乗り換えで何かあったらイヤなので、わざわざ一本早い国内線に変更した。そしてたっぷり2時間は免税店を見回れるはずだった。なのに移民局を抜けたらそこは薄暗い。え!?と思ってネットで調べたら5時(5時半だったかも)に免税店は閉まるとのこと(4月15日現在)。マジか~って感じ。同時期に移民局を抜けた外国の方がちょっといけない言葉づかいで毒づいていたわ。私もあれこれ見たかったのになぁ。食べるところも見当たらず。こんなことなら税関を抜ける前にカフェかどこかに行けばよかった。もしかしてもっと探せば何かあったのかもしれないけど、どちらにしても例のお腹のせいで食べるわけにはいかなかったので、2時間椅子に座ってTverでドラマ「最愛」を観ていた。それはそれでよかった。

帰りの飛行機はだいぶ空いていた。私は3人席を独り占め。横になれるとだいぶ体が楽。機内でやっていたM-1を見ながら寝ていた。
何の問題もなく、シドニーに到着。
スルスルと入国審査を抜け、カバンを取り出し、検疫へ。
豪州は持ち込み検査が非常に厳しい。私は引っかかるようなものは何も持っていなかったけど、食べ物(基本はお土産用のお菓子とお漬物)を持っていたので一応検疫を受ける列へ。検査官に、疑わしいものは何もないけど食品があるのでこちらに来たと伝えると、何度も出入国していることをパスポートで確認したのち荷物検査を受けることなく解放。正直な人のことはイチイチ探らないものよ。いけないものはX線検査でどうせバレるしね。
ただね、手持ちのかばんは怪しくない限り探らない。別段お勧めしないけど、もしかして引っかかるかも…的なものを持っている場合は手持ちカバンに入れるべし(私自身もいまだに乾燥具材入りのインスタントラーメンとカレー粉は大丈夫なのかどうかアヤフヤ)。あとは質問されるときに堂々としておくことやね。怪しまれる態度を取ったらそれで終わり。

これにて終了。州によって違うけど、NSWは特にコロナに関する検査はなし。豪州はワクチンを3本打ってさえいればもう自由に入ってきてというスタンスだからね。まっすぐ家に帰れ、もしコロナの症状があれば抗原検査(RAT)を受けろという程度。私は何もしていない。


総評。
私は一度経験したので次回はそんなに大変さを感じないかもしれないけど、今回はコロナに関する書類の準備がとにかく煩わしかった。知らないことが多いからさ。両国が出している出入国に関する情報をしっかり読み込んで書類を準備しても、もし失敗してたら出国、もしくは入国できないんじゃないかというストレスがあった。でももしもこの先、同じ規定のままであれば、次回の出入国はもう少しストレスフリーだと思う。
面倒なのはPCR検査かな。とにかく高い。今回私はひとりだから良かったものの、次回は多分Dも一緒。そうなると結構な出費。簡単な国内旅行ぐらいできそうなほど。家族連れの人はもっと大変やろうなぁ。
PCR検査の必須条件が取り除かれるときは来るのかしらねぇ。

こんな感じです。
この情報が誰かの役に立てば幸い。
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豪州から日本へ入国(訂正あり)

2022年04月16日 17時01分00秒 | Weblog
豪州から日本に向けて。

いろいろと揃えないといけない書類がある。
まずは3回のワクチン接種を示す証明書。こちの取得は、私は豪州政府が運営するMyGovアプリを使っているので難しくはなかった。いつ、どの製薬会社のワクチンを打ったかが記載されているとともに、おっきいQRコードが載っている。

そしてPCR検査の陰性の結果。
前にも書いたけど、出発時間から起算して72時間以内に検査し、出国までに結果を受け取らないといけない。シドニーでは空港でもできるけど、結果が出るまでに90分かかる。そしてどのくらいの人数が待っているかわからない。ゆえに通常よりだいぶ早い時間に空港入りする必要がある。空港が一番安いけどね。現時点で79ドル。
私はギリギリが嫌いなので、近所の検査場で149ドル払って前日に受けた。日曜日の朝に受けて、月曜日の朝に、日本政府が求めるカタチで検査結果が届いた。
日本人対応のところは300ドルぐらいするところもある。
NSW州の海外向けPCR検査場の検索はここで

もっとも意味がなかったのは、日本政府が推奨するアプリMySOS。入国手続きを簡単にする目的で、上記書類をはじめとした必要書類をアップロードするのだけど、日本入国時に一度も開くことはなかった。念のために用意しておいたプリントアウトばかり使ったわ。このアプリを持っていたら、こんなスタンプラリーをするみたいにウロウロするんじゃなくて、真っ直ぐ抗原検査場へ行けるとかしたらいいのに。入国手続きをスムーズにって目的のアプリなのに、本当に意味がない。
ついでに書いたら、日本のスマホを持たない私は空港のフリーWi-Fiを使うのだけど、検査場では全然つながらなくてますますアプリは意味なし。なのでこれを読んでいる日本帰国を考えている人には、アプリを使ってもいいけど、紙書類の携行をお勧め。

出国は実にスムーズだった。通常の手続きに加え、ワクチン接種証明書と陰性証明書を見せるだけ。余計な時間はかからなかった。

問題は入国。出国手続きの際、ワクチンを3本打っている人は検疫も簡単なはず、みたいなことを言われたけどまったくそんなことはなかった。

飛行機が着いたのは5時半。まず座席別退場をしているので、飛行機から出るまでに15分ほどかかった。
それから各種手続き。ワクチン接種証明書、陰性証明書はもとより、日本政府が求める質問票の掲示、抗原検査(新たなPCR検査、そして結果の待ち時間。これらにざっと90分ぐらいかかった。また、混雑をさけるためだとは思うけど、それぞれの書類を見せる場所が離れてる。広い羽田空港を存分に使っている感じ。めちゃくちゃ歩かされた。ただ、ちゃんと組織化されていたので、各所の待ち時間はそれほど長くなかった。この辺りはザ・ニホンって感じ。出入国者が増えるとそうもいかないかもしれないけどね。

検疫を終えて国際線を出たのは7時過ぎ。
予約していた7時の国内線は当然乗り過ごした。電話もできないし、検査場には検査官はいるけど航空会社の関係者はいないので乗り遅れることを誰に伝えることもできず。幸い国内線も予約していた全日空が無料で別の便に変えてくれたけど、ほかの航空会社だったら対応してくれなかったかも。
全日空で国際線も国内線も予約をしたので、国際線から国内線への乗り換え時間も計算されていると勝手に思い込んでいたけどそうではなかった。
ちなみに全日空はコロナの影響による便の変更はフレキシブルにやってます。ご相談を。とウェブサイトに書いてある。私みたいな旅客が多数いるということやろう。事実、この日も私が知る限りで他に2名の同じ伊丹行きを逃した人がいた。
今後日本で国際線から国内線への乗り換えを考えている人は到着時から次のフライトまで2時間ぐらいのギャップを持つことをお勧め。

これらの情報はあくまで4月16日時点の情報。
次は日本から豪州入国に関して。
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オーストラリアに戻りました

2022年04月16日 16時34分35秒 | Weblog
昨日、無事に豪州到着。疲れた。
体調を崩してしまって、昨日のお昼ごろに家に着いた後、荷解きだけして爆睡。今日もゆっくりしている。

日本ではゆっくりしたつもりが、気が付けば毎日何かをやっていた。実家に関わることで、今回はそれがメインで帰ったからいいんだけど地味に疲れていたみたい。体調不良の原因は多分食中毒。下痢が5日も続いたからね~。体力がある最初のうちは良かったけど、残りの数日はさすがにしんどかった。食べたらゴロゴロ…って感じだったので。それでも食べていたせいで治るのが長引いたんだろうな。お腹を壊したのは焼肉を食べた後だったんだけど、一緒に食べた両親はまったく問題なし。多分しっかり焼かずに食べたのが一番の原因。そして疲れてたところに、基本食品に入っている細菌に身体が抗えなかったんだと思う。そんな思いをしても私のお肉好きには影響しない。

さて。少々写真など。
先のブログにも書いた通り、日本到着時は桜が満開。おそらく一番きれいな日の翌日。今年はわりと長く咲いていたように感じたな。葉桜になるまで時間があったように思う。

日本滞在中はお天気にも恵まれて、半そででもいいぐらいだった。おかげで持って返った服が着られなくて、速攻で買いに行ったけど。帰る直前に寒くなった程度。

日本に帰って楽しみなのはやっぱりご飯。

回転ずし。


焼肉。


神戸で母とおしゃれランチ。


デザートには季節の抹茶シフォン。


関西人なのでね。お好み焼きは食べたくなる。

ここは神戸三宮にある私がよく通った焼き鳥屋さん。

3店舗ぐらいあったはずだけど、今はこの一軒だけ。コロナの影響かな。鶏皮、鶏モモの炭火焼きが絶品。

神戸では友人と生田神社にもお参り。

おみくじでは吉が出た。吉って大吉の次にいいらしい。素敵だわ。

今回は家族で過ごすことをメインとしていたので、友人たちにはあまり知らせずに帰った。今でも近所に住む高校時代の友人たちとファミリーレストランで夕食を取ったり、お茶を飲んだり。神戸に出たのも友人に会う一日とPCR検査のための一日のみ。
ファミリーレストランを選んだ理由は、帰るたびにお茶を飲みに行くことはあっても食事をしたことがほとんどないので行ってみたいという私のリクエスト。ガス〇だったけど意外と楽しみました。

ゆっくりしたけど、海外旅行は面倒になったというのが感想。いろんな書類を求められるもんね。あとPCR検査料も高い! それはこの先のブログで書くことにする。
仕事復帰は月曜日から。
それまでに体調を整えておかないと。
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