華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

休み明けにバタバタ

2020年05月02日 22時06分40秒 | Weblog
この頃いやな夢ばかり見る。内容はよく覚えてないんだけど、何かに追われているとか、手違いで窮地に陥っているとか、電車に乗り遅れるなど、心配が尽きない夢。ストレスかしらねぇ~。疲れているみたいで寝るのはぐっすり寝てるんだけど、目覚めはこのところずっと悪い。あぁやだやだ。

というわけで今朝は海へ。
先の犬ブログにも書いたように、最初は行くつもりはなかったんだけど、歩いているうちに海が見たくなった。海が近くにあるっていい。のーんびり小一時間ほどビーチを歩いて帰宅。この後犬を洗って、自分もシャワーして、ご飯を食べさせたらもう11時だった。海の散歩のあとはやることが多い。

昨日、三食炭水化物を摂取したせいか、今朝は増量していた。5月、マジで頑張らんといかんわ。
11時になってもまだお腹が空いていなかったのだけど、Dがコーヒーとパンを準備してくれるというのでありがたくいただいた。それで充分。今日はこれが最初で最後のご飯ということにして仕事へ。

今日はインチャージだった。休み明けは知らない患者さんがいるケースが多いので忙しくなるのが常。でも今日は違った。コロナの影響で全体的に患者さんの数が減っている。リハビリを望む患者さんも少ないようで、今日もまだ4分の1ぐらいが空きベッドだった。患者さんは数名入れ替わっているものの、ほとんどの患者さんのデータは頭に入っている。だから静かないいシフトになるはずだった。
そう。はずだった。
ある患者さん。ほっぺにできたかさぶたを向いたら血が止まらないという報告を看護師から受けた。インチャージとして見に行くと、本当にアニメか映画のようにドクドクと血が流れている。この患者さんは脳梗塞を起こしたため、現在。3種類の抗血液凝固剤を服用している。傷自体は5ミリほどの小さいものだったのであふれる血の量は知れているとはいえ、薬の影響で全然止めることができない。
基本は強く圧迫して血を止めるんだけど、ほほなので強く押すにしても限界がある。指で傷口を押さえる、氷を充てる、ガーゼを当てる、体勢を変えるなどいろんなことを試したけどまったく効果がない。
幸い患者さんに変わった様子はなかったけど、このまま流血させるわけにはいかない。私は患者さんのそばを離れることができなかったので、病院代理にドクターへの連絡等をお願いし、最終的に隣町の救急外来へ送りだした。いやいや、大変だったわ。約2時間半、私は患者さんのそばでガーゼを交換し、傷口を圧迫し続けた。おかげで夕食に行くタイミングを逃したわ。
ちなみに救急外来では注射でアドレナリンを投与して止血。傷口を三針ほど縫って、10分間圧迫したら血が止まったそうな。患者さんを送り出したのは7時過ぎだったけど、9時過ぎにはわが病棟に戻ってきた。途中、少しだけど血圧が落ちて、心拍数が上がっていたので心配したけど、大事がなくてよかった。

バタバタと申し渡しを終えて、無事シフト終了。Dリムジンで帰宅。
このころになるとすんごくお腹が空いていたけど、少しクッキーをかじっただけで我慢。今朝の増量分、明日取り戻せてるといいな。

今日も寒かった。Dはエアコンも使って、また毛布も引きずりだしていた。どんだけ寒がりやねん!? でも犬が私たちの間で寝るので、ヒトはいつも布団が足りていない。大きい掛布団を買うことも考えないといかんかなぁ。
寝よう。私のスペース、ありますように。
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