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11/2は、「白秋忌」

2018年11月02日 22時27分15秒 | 故人
11/2は、詩人でもあり、童謡作家でもあり、歌人でもあった北原白秋の命日であります。

★白秋は、1885年1月25日 熊本県玉名郡関外目村(現・南関町)に生まれ
      1942年11月2日 東京府東京市杉並区阿佐ヶ谷 で57歳で亡くなりました。
     (私は1949年生まれだが、7年前にはまだ東京府東京市だったの・・・?)

★白秋の作詞した主な童謡・唱歌
 ・雨 降 り
 ・ゆりかごのうた
 ・砂 山
 ・からたちの花
 ・こ の 道
 ・ペ チ カ 
 ・あわて床屋
 ・待ちぼうけ
 ・城ヶ島の雨


★また、作曲家・山田耕筰とのコンビによる各地の校歌も作詞されていますネ。
「清商(きよしょう)」の呼び名で有名な高校サッカーの
清水市立商業高等学校(現:静岡市立清水桜が丘高等学校)の校歌もそうである。

★新民謡でもある静岡県の「ちゃっきり節」も白秋の作詞である。
 (以前には、拙ブログにも書いた様に思います)

※以前にも、白秋忌の記事を書いた事、覚えておりますが
 読者の方が忘れた頃に、またまたリメーク版としての再登場です。(汗;)

★以下3枚の写真は、いずれも奥日光の落葉松の画像で上2枚が裏男体林道にて
 3枚目は、山王林道で撮りました。(2010年10月27日)








★白秋と云えば、以下の「落葉松」が好きな私ですので記させて戴きます。

   落 葉 松

    一
  からまつの林を過ぎて、
  からまつをしみじみと見き。
  からまつはさびしかりけり。
  たびゆくはさびしかりけり。

    二
  からまつの林をい出でて、
  からまつの林に入りぬ。
  からまつの林に入りて、
  また細く道はつづけり。

    三
  からまつの林の奥も、
  わが通る道はありけり。
  霧雨のかかる道なり。
  山風のかよふ道なり。

    四
  からまつの林の道は、
  われのみか、ひともかよひぬ。
  ほそぼそと通ふ道なり。
  さびさびといそぐ道なり。
  からまつとささやきにけり。

    六
  からまつの林を出でて、
  浅間嶺にけぶり立つ見つ。
  浅間嶺にけぶり立つ見つ。
  からまつのまたそのうえに。

    七
  からまつの林の雨は、
  さびしけどいよよしづけし。
  かんこ鳥鳴けるのみなる。
  からまつの濡るるのみなる。

    八
  世の中よ、あはれなりけり。
  常なけどうれしかりけり。
  山川に山がはの音、
  からまつにからまつのかぜ。





コメント
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