チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

うぬぼれ

2008年07月03日 11時36分38秒 | 日記
自分の中で「うぬぼれ」は無いと思っていることが
どうもうぬぼれのようだ
ココのところ
とんでもない「ポカ」をしでかしている
また外部からのどんでん返しを受ける
多分どこかに
「私は完全よ」
なんて思いあがりがあるのだと思う トホホーー

思い上がると
上ばかり見て足元がお留守になる
このことなのよね
捻挫をしたり、足をくじくのは
「足元お留守になってませんか?」
というウーチャンのお知らせのよう

さて物価高騰の折
大切に末永く着られる
きものと真正面から付き合ってほしく
今日から

「きもの風姿花伝」

をお話させていただきたいと思う

6月30日の「夏越の大祓い」で
氷川神社にお参りをしたら
お宮参りの家族が多くいた

従来どおり晴れ着を着たお祖母ちゃんが孫を抱いて
祝い着に包まれている人
ジャージー姿のお父さんが
わが子を抱いている人
さまざま

赤ちゃんは
実は全部記憶している
初めてのお目見えは「晴れ着」がふさわしいことを

絹の着物は「神衣」ともいう
麻は神事に携わる人が中心に着る
麻も絹も私たち日本人はとても丁寧に扱う必要がある

赤ちゃんの神事デビューはヤハリ晴れ着であるべきでしょう
着飾る事を進めているのではなく
お母さんのお古の晴れ着でも
清潔にしていれば十分
きものは何代もそうして着ることのできる循環衣装でもある

赤ちゃんの下着は新しい絹の羽二重がふさわしい
其の年齢、その場に応じた装いこそが
風姿花伝の真髄
コメント
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