チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

泰山木

2010年06月09日 09時32分12秒 | 日記
少女の洋服につけるボタンのような花
真っ白の泰山木
この花が咲くと梅雨模様
花は季節を伝えてくれる

15年前陽子ちゃんに頂いた薄紫の紫陽花
昨年大西さんに頂いた白い紫陽花
日々花びらを広げていっている

あのライトを浴びているお方に頂いた梅は
今雑草の真っ只中にいる
雑草を取り除いてあげないと
ライトの前に立てなくなる
といつも思うのにケロケロッと忘れてしまう
今日こそはと思ったが雨ーー

梅雨は白い色が映える
新内閣のレンホウさんの白いスーツが
野暮な男の黒の中でひときわ清潔に見える
白は強い色

長いお付き合いだった安達瞳子さんは
いつも白い着物をお召しだった
色とりどりの花の中に居るので白が一番安心と

チャコちゃん先生も白い着物が多い
これも色とりどりの着物の中では白い着物が落ち着く
其ればかりではなく
白の反物が美しい
特に漂白されていない絹の色に心引かれる

いま小石丸の糸で紗織りした布に
胡粉で大小あられを染めてもらっている
この着物は7月23日岡谷で手を通すつもり

公園の泰山木に負けじと
当方の白百合も美しい
「日の本」という銘柄純日本産
純日本とはいつのことを言うのかと考えた
少なくとも3000年以上のことだと思う

輸入輸入の文化だもの日本は
特にシュメール文明の影響が大きい
これは特にきもの柄がそう教えてくれる

泰山木の花を見上げながらつくづく着物の柄からの情報を知る
今日のチャコちゃん先生のきものの柄は「渦」
3000年以上前の柄だ 
陸地の誕生のときに出来た柄

どうだえーーースゴイでござんしょ!

コメント
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