チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

日本が危ない

2010年06月28日 12時27分33秒 | 日記
昨夜7時からのテレビ
「日本が危ない」を見た
色々と数字になってくるとハッキリと納得

技術者の流出がかくも多いのか
種牛までの流出
日本の若いものが海外留学をしたがらない

考えたら
日本は今まで中国、韓国、ドイツ、フランス、イタリアなど
様々な国から文化を輸入し
其れを日本風にアレンジして
日本文化と確立している
種はもともと海外にあったということか

そのため今この時代に
中国、韓国にお返しをしていると思ったらいい
お返しした暁に
日本独自の文化を構築しようとしている
そのために若い人はもっと日本を知りたいのだ

覆えば
1400年以上前
秦河勝が日本にシュメールやインダス、唐などの文明を
持ってきて植えつけてくれた
其れの恩返しが
中国や韓国、その他のヨーロッパの国々への
お返しであろうか

返してしまったら空になるので
その器に新しいものを入れられる

「日本は危ない」
のではなく
「またとないチャンス」だ

35年くらい前韓国が戒厳令を布告していた頃
きもの業界は
韓国に大島紬やその他の紬を織ってもらっていた
また絞りの帯揚げや帯締めも技術者が韓国に行き
生産の手助けをしていた
年に何回かチャコちゃん先生もそれらの色の指導で行った

しかしながら
その技術は韓国には根付かず
この春韓国の博物館の方にあったが
「染織の技術は全く途絶えて今は家電やIT、自動車産業が
韓国経済の主流です」
とおっしゃっていた

中国も韓国も目標は日本経済であった
その日本は他国を追い越そうと一生懸命働いた
でもーーー
もともとの日本の文化がすごいじゃあないの
と気付く人たちが増えてきたのだろうか

日本の文化に誇りを持つ人が多くなったので
日本を研究したい、だから外に出る必要が今はない
ということだったら嬉しい
コメント
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