チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

半衿の付け方

2010年06月19日 09時45分49秒 | 日記
秋櫻舎で半衿の付け方を教わった方が
呉服屋さんで
「これは正式な半衿の付け方ではありません」
といわれ
つつつつつーーーと糸を抜かれて
新たに半衿を付けてセルロイドのような硬い芯を入れられた
と嘆いて
「もう一度付け方を教えてください」
といらした

半衿の付け方に正しいも正しくないもなーーい
要は半衿を付けた胸元がふっくらとして
なにやら優しく穏やかに見えるのがいいと
チャコちゃん先生は思うね

だいたい
着物の着方からして
「どうでもいい」
着ている人が気持ちよく苦しくなく
そして見ている人も
きものを着た人に信頼感がもてればいい

命とられるわけではなく
杓子定規に考えることって無いって

しかし
この秋櫻舎流の半衿の付け方は
ちょっと資本がかかっているよ
京都の舞妓さん、芸妓さん、東京の芸者さんたち
そして文楽の人形
更には歌舞伎の女形、舞台女優さんたち
などなど10年かかって研究取材の成果
一般人に最も良い付け方を構築した

更に
いまだに研究中で
チャコちゃん先生だけは今はこの秋櫻舎流も卒業
比佐子流を試しているが
これはなかなかよろしい
そのうち皆に広めようと思っている

ことほど左様に
きものは常に新しいことに目を向けることを促してくれる
たいしたものだよ
これだけが日本人の知恵と感じる

菅クンもズルズルとした歩き方はやめて
丹田に力を入れてほしい
それには袴をはくことだね
日本を感じてほしい
だいたいキミはハトちゃんに何の協力もしないで
虎視眈々と権力を握ろうとしていたんだから
権力を握ったからには日本人として頑張ってほしいね

襟を正せよキミ
コメント
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