チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

帯の仕立て

2015年01月20日 13時22分09秒 | 日記
きものを着るようになって
帯の長さ帯芯の厚みがチャコちゃん先生の中で問題になった
縮緬の帯、塩瀬、綸子、紬、刺繍のおび
アレコレ種類の多い名護屋帯は仕立て方一つで
閉めやすくもなり、また格好も良くなる

色んな地方の帯屋さんに仕立てをお願いし
ドウモ納得がいかず苦しんでいるうち出合った方が
加藤帯屋さん

「もう30年の付き合いですね」
そう加藤さんが仕立てた帯は締めやすくて格好が良い
しかも帯芯を探していてやっと気に入った帯芯屋さんに出合ったら
これも何と加藤さんが使う帯芯と同じで嬉しくなった

この冬の寒い最中素足で雪駄でやってくる
「加藤さんさむくないのですか?」
「気持ちが良いんだよ」
「若々しく長生きしてください」

そう70歳を超したと思うので大事にしてねと心から思う

自分の胴回りに合わせ、手先の寸法を加減したり
また古くなった帯も仕立て買えて美しくなったり
色んな知恵を授けてくれる

本当に有り難い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする