チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

明治維新を考える

2015年10月19日 13時15分29秒 | 日記
明治維新は男が国を変えたという視点から
色んな事が絶賛されている
しかし
チャコちゃん先生の見解は違う
明治維新は良かったのか悪かったのか
まだ結論は出ていないように思うのだ

なぜなら
明治維新で失ったものも多いから
特に「糸」の世界にそれは強く表れている
ある意味産業革命を起こした日本の明治維新は
「手仕事」のすべてを塗り替えてしまったと思う

「富国強兵」という政府の方針は
いま「一億総活躍の場」と政府が掲げている精神とどこかでつながる
活躍するためには「効率」を尊ぶ気質が生まれる
「効率」を求めると日本から「手仕事」の技術は消えていく

手仕事の大切さは
ものの命を大切にし主役である「命」を中心に技術が進む
たとえ途中で命を断ち切られても
その命の神髄はそのままずっと永遠に生きる

その姿は我が先祖が江戸時代まで続けていたことである

明治維新と同じ間違いをしなければいいがと思う
コメント
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