チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

追善供養

2017年06月01日 15時52分55秒 | 日記
昨日は兄の命日で追善供養をさせていただいた
兄には男の子がいないので父が起こしたー加藤家ーは兄で終わり

私達日本人は
男の子がつまり長男が家督を次ぐことがしきたりになっていたが
戦争で負けた日本は
連合軍からその家督制度を取り上げられ
姉弟みんな平等という戸籍になって財産分与も平等になった

その結果お墓を守る人がいなくなり
どこのお墓も草がぼうぼうと生え茂っている
自然法則から見ると
こういうお墓の家は絶えていく

追善供養というのは
なくなった人に善を生きている人が渡すことになるらしい

母が病気になったとき
「先祖祭を起こったているからこんな病気になる」
と姪につぶやいていたそうだ

兄は父母のお墓を建立したとき
周りに神社で使うたか砂利を敷いた
親戚は反対したそうだが
今思うと雑草が全く生えず掃除をする私は楽ちん

また財産分与も長男がいただくのは当たり前だったが
それはお墓を守り先祖を供養するという意味のお金だそうだ
今更だが私は「財産放棄をしたことを喜んでいる」

日本の国の乱れは
戦後めちゃくちゃにされた家族制度に問題の根があるのかもしれない
コメント
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