ここ数日捻挫の足をかばって散歩は控えていたが
チャ子ちゃん先生の心の目が変わったのか、草花が異様に張り切っているように見える
存在のアッピール力が半端ではない
秋草は楚々とした風情の花が多いけど、その楚々とした姿の奥に芯の強さを感じる
コスモスなんてその代表だわねえと、花に言って聞かす。そうよと言わんばかりに首を振る
日曜日は出かける場所に往復タクシーを使うくらいにびっことを引いていたが、「ご飯シップ」のすごさ、昨日は遠出もできた。遠出といっても四谷まで
此処には大好きな「坂本や」というカステラ屋さんがある
昔大物政治家が入院先から「今最も食べたいお菓子」と秘書が頻繁に坂本屋に行ったという話を聞いたことが在る。その方はもともとグルメ、卵の味、ザラメの分量なども指示したのだそうだ。店主はその要望を満たすべく、ご本人もいろいろと研究をして今の味に落ち着いたという
この話は大物政治家の担当記者から仕入れた話だ
「ふーーんどんな味なのだろう」
と店のありかを聞いていってみた。「おいしい!」
以来すっかりフアンになった。特に焼きたての耳がおいしい、ザラメが集中しているもの
近くに東京一といわれる「たい焼き」やさんがあり、市谷に事務所を持っていた時はスタッフたちが阿弥陀で買いに行く人を決めたり、お金の額を決めてりして遊びながら買ってきていた。
「へーカステラ屋さんもあったのだ」
テレビなどで宣伝されるカステラや長崎のカステラをカステラと思っていたので、店を見てもみていないのだななあ,何かすべてに言えるなあ「思い込み」という癖
昨日は店に入ったら「今日のカステラ売り切れました」の張り紙
そこは長い付き合い
「楽屋お見舞いに持っていきたいの、何とかならない?」
「今追加を焼いているところですよ、40分待てますか?」
「まつまつ」
早速通りから離れたお屋敷街を歩くことにする
「ああー金木犀の香り」今年はお花の色が強い
「百日紅だ」白と赤の百日紅が自分の季節を終わりにしようとしているみたいに、少しうなだれている
「あら朝顔がまだ咲いている」そうよ俳句では秋の季語ですものね。朝顔というのはお屋敷では植えない花のようだ、庶民の花なのだななあ
健気に力強く咲いている草花を鑑賞していたらあっという間の40分
自分用の焼き立てカステラあつあつ、しかもザラメの耳もおまけ。まだスキップはできないけど、むやみにニコニコして家路についた。
「捻挫お見舞い」と秋桜の花を持参してきた友とばったり、お返しにアツアツのカステラを分けてお土産に、二人は紅茶を入れてザラメの耳をほおばる
「もう歩いてるの?」
「そうご飯シップ」
「なるほど」
チャ子ちゃん先生の心の目が変わったのか、草花が異様に張り切っているように見える
存在のアッピール力が半端ではない
秋草は楚々とした風情の花が多いけど、その楚々とした姿の奥に芯の強さを感じる
コスモスなんてその代表だわねえと、花に言って聞かす。そうよと言わんばかりに首を振る
日曜日は出かける場所に往復タクシーを使うくらいにびっことを引いていたが、「ご飯シップ」のすごさ、昨日は遠出もできた。遠出といっても四谷まで
此処には大好きな「坂本や」というカステラ屋さんがある
昔大物政治家が入院先から「今最も食べたいお菓子」と秘書が頻繁に坂本屋に行ったという話を聞いたことが在る。その方はもともとグルメ、卵の味、ザラメの分量なども指示したのだそうだ。店主はその要望を満たすべく、ご本人もいろいろと研究をして今の味に落ち着いたという
この話は大物政治家の担当記者から仕入れた話だ
「ふーーんどんな味なのだろう」
と店のありかを聞いていってみた。「おいしい!」
以来すっかりフアンになった。特に焼きたての耳がおいしい、ザラメが集中しているもの
近くに東京一といわれる「たい焼き」やさんがあり、市谷に事務所を持っていた時はスタッフたちが阿弥陀で買いに行く人を決めたり、お金の額を決めてりして遊びながら買ってきていた。
「へーカステラ屋さんもあったのだ」
テレビなどで宣伝されるカステラや長崎のカステラをカステラと思っていたので、店を見てもみていないのだななあ,何かすべてに言えるなあ「思い込み」という癖
昨日は店に入ったら「今日のカステラ売り切れました」の張り紙
そこは長い付き合い
「楽屋お見舞いに持っていきたいの、何とかならない?」
「今追加を焼いているところですよ、40分待てますか?」
「まつまつ」
早速通りから離れたお屋敷街を歩くことにする
「ああー金木犀の香り」今年はお花の色が強い
「百日紅だ」白と赤の百日紅が自分の季節を終わりにしようとしているみたいに、少しうなだれている
「あら朝顔がまだ咲いている」そうよ俳句では秋の季語ですものね。朝顔というのはお屋敷では植えない花のようだ、庶民の花なのだななあ
健気に力強く咲いている草花を鑑賞していたらあっという間の40分
自分用の焼き立てカステラあつあつ、しかもザラメの耳もおまけ。まだスキップはできないけど、むやみにニコニコして家路についた。
「捻挫お見舞い」と秋桜の花を持参してきた友とばったり、お返しにアツアツのカステラを分けてお土産に、二人は紅茶を入れてザラメの耳をほおばる
「もう歩いてるの?」
「そうご飯シップ」
「なるほど」