「きもの夏期講座」を開くことにした
8月11,12,13日の三連休
お盆なんだよね、お盆だからこそ「先人たちの智慧」をつないでいきたいともう
ある若い方が、
「チャ子ちゃん先生は戦前と戦中、そして戦後を知っている稀有な立場にいる、だからこそ、私たちにしっかりいろんなことを伝えてください」
と「喝」を入れられた
78歳までは自分の歳を忘れて過ごしていて、先へ先へと気持ちがいき、周りにいる人をもっと世に出す方法ばかりを考えていた
「こんなに過ぎれた方がいらっしゃるのよ」
「すごく勉強している方よ」
「とてもユニークよ」
取材先の人を、夫もっとみんなに知ってもらいたいと思うばかりの行動であった
しかし有難迷惑と思われた赤田もいらっしゃるだろう。自分が面白く思うことは人もそうか案じるものだと思っていた浅はかさ。少し押し付けがましく、お世話しまくりという感じもする、今では
高名な漫才師を取材したことがある
「人の笑うかを見るのが子供の時から好きだった、だからいつも笑顔の中にいたいと思ったので、こういう職業になってしまった」
でも人の弱い部分を触らず、いやなことをさらりと軽く明るく言える話術は日本語だからできる。日本語の言葉遊びを俳句で練習している、と言っていた
またある大学出の落語家は(今では珍しくないけど)
「人間ってほんとうにおもしろいと思う、見飽きないんだよね、いうことやることすべて、そういうちょっとした出来事を新作落語にして作ってみたかったの、でも古典落語のような深みがないと自分では感じている、これから古典落語を徹底的に勉強ですよ」
つまりは先人たちが磨いて残した日常の文化、それをつないでいく必要が今の日本にあるということ
鎌倉時代幽玄の世界から、質実剛健になって、衣食住の基本が整った時代の文化を私たちの先人がさらに磨き上げてきた
それを着物の着方から伝えていきたいと思っている
それを知っている年代の人として誇りをもって、伝えていこう、今こそ「私」だなんてにわかに思ってしまった(すごい)
参加お待ちしています
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