チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

いい世の中を過ごしている人がいっぱいいる

2024年11月11日 07時09分02秒 | 日記
地方へ行くと自分自身の生活を楽しそうにしている人が大勢いる
畑作って自給自足の生活
たりないものは分け合って
野の花飾って手作りのケーキをふるまいおしゃべりしている
子供たちも泥んこで遊んでいる
畑の畔をかけっこしている
のどかだなあ
お金を追っかけずあるものを生かして生活していていい笑顔の人がいっぱいいる

都会でも豊かに暮らしている人がいる
大きな家にいるのではなく
身を飾り立てているのではなく
豪華な場所で食事するのではなく
自分の身分相応に充実した生活を送り、土日は借りた畑で野菜を育てている
そしていい笑顔で子供たちと接している
そして本当に好きな仕事をしている

日本もまんざら捨てたものではない
キリキリした感じの人が少なくなった
お店にいる若い人たちの笑顔も可愛い
いい世の中になってきた

ゆっくり歩いて
静かに人々を見ていると
柔らかくて優しい人が多くなった気がする
気配りのできる人が街のあちこちにいる

「してほしい」とか「してくれない」
という気持ちから
先ずは自分自身が幸せになろう
そういう気分になってきたのだと思う
幸せと感じる人は他人に優しくなる
「優」という字は「人の憂いがわかること」と先輩から聞いた

それぞれみんな憂いを持っている
それを理解すれば人は優しくなれる
憂いは一人で抱えなくてもいい
野の花一本でも癒されるのがヒト
幸せな世の中はもうすでに始まっている

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