チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ダライ・ラマ14世法王

2012年11月07日 14時25分08秒 | 日記
昨日はダライラマと科学者の対話というシンポジウム二スタッフ全員で行ってきました
ホテルオークラの平安の間で1200人集めておこなわれた
遺伝子研究の一人者「村上和雄」博士が主催代表者なので「行かねばなるまい」
と言うことですわ

仏教と科学
見えない世界と見える世界の融合は
村上先生が「サムシンググレート」を感じてから融合できるようになったのだと思う

ちょうど米国に先駆けて
イネゲノムの発見をし遺伝子解読に成功した直後に取材をさせていただいた

その遺伝子の一つ一つに情報が書かれていることに驚きと満足を感じたが
「ハテその情報を書いたのは誰?」
と思ったとき
「解読できた喜びよりも其れを書いた人がいると云うことに驚いたのよ」
「かみさま?」
「科学者が神を語ってはいけないのでサムシンググレートと名付けた」

神でもなく仏でもなく人には見えないけど大きな力を持った何者か

そこから一気に科学と宗教が近づいたと思う
科学は現実データーが必要
宗教は見えない世界を如何に見える現実にするか

結局は仏教がいっていたことを科学が追従する21世紀になったようにも思う
魂と心の問題が科学的に証明される日も近いかもしれない
工学博士の志村史夫先生は
「これからの物理は佛理学です
と仰って会場を沸かせていた

村上先生からはデイサイエンスとナイトサイエンスの違いなどを
面白くお話を伺ったことがあるが
学生の時こう言う科学者に教えてもらっていたら
ヒョットしたらチャコちゃん先生今頃科学者になっていたかもしれないナ

ダライ・ラマ法王は
「科学は好奇心から始まる」
と仰っていたもの
チャコちゃん先生好奇心の塊、でも頭が付いていかなければネーーー
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かちかち山

2012年11月06日 14時37分08秒 | 日記
ある方が背中に熱い湯を浴びせられたという
かすった程度だというので
「かちかち山にならなくて良かったわね」
と軽い冗談を言ったが
これだれにも受けない

きょとんとしているので
どうしてだろうと思ったら
そういう童話を知らなかっただけ

昔話ももう死語なのかと思う
日本の昔話は深い深い意味があり日本開闢以来の解説があったりする
また日本とユダヤの問題や
皇室の生い立ちなど興味深い物語が多い

西洋でイソップ物語にいろんな意味が加えられていることと同じだ
子供たちは親から寝物語でこう言う昔話を聞かされてきた

いまは6才からコンピューターを操る子供が多いという
そういう子に昔話など必要ない
知らなくても世間は渡っていける
いまはソーシャル人が花形だ

ソーシャルに長けた人が今の世の中では役立つしすぐお金にもなる
生きる目的
社会の目標がいまは昔話では無いということ

おじさんジョークもこういう感じで
全く理解不能なことを言って受けようとしているのかもしれない
なかなか面白い現象ではあった
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死語

2012年11月05日 14時15分22秒 | 日記
死語と云うより使われなくなった言葉とした方が良い
と同時に使いたくとも対象がいなくなった
こう言う死語もある
標準語には無いけど地方の方言として残っている味わい深い言葉
これまあるとおもう

日本では言葉は「言霊」という
言葉の波動が宇宙を動かすという
祝詞やお経はその最たる物だ

私たちは否定的な言葉を使わないようにとしつけられてきた
言葉はすぐ現実を呼ぶので
「あら心配ドウしよう」
と言えばその心配が科ならずやってくる

ドウモ上は
云われたとおりにするらしく
ツイている人は常に良い言葉ばかりを使っているようだ

良い言葉というのは上品とか綺麗な言葉というのではなく
否定的で無い言葉を言うのだと思う
毎日翻ると
否定的な言葉をチャコちゃん先生もずいぶん使っている

死語は前向きな言葉に多く
否定的な言葉は死語になっていない

悪い言葉が死語になるのは良いけれど
前向きで人を元気にする言葉が死語になっていくのは
考え物かもしれない

面白いことに前向きで優しい言葉は
だいたいきもの周囲から来ていることが分かる
きものを着る事で身につけなければならない作法から生まれていることも多い

日本人は矢張りきもの文化を否定しては
美しい生き方はできない
これ我田引水ね
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与党と野党

2012年11月03日 10時39分55秒 | 日記
昨日公的なパーテイに出席したが
そのとき関連の大臣が列席して挨拶をなさった
その前に皇室の殿下がご挨拶

大臣のご挨拶の時はSPが動くが
殿下の場合はどなたも後ろに立たない
何か不思議な光景というか日本は皇室の方より
政治家を優遇する國になったのだと思った

会場お入りになるときも
殿下の場合は前を行く先導者一人後ろに一人の警護と云うより案内係
大臣の場合はまえ、うしろ、脇
「あんあたの顔は知らないよ」
と言いたくなるほどの警備だ

殿下のお顔は全国区だがこの人の顔は存じ上げませんわよ

ある野党の秘書さんにお聞きしたことがある
ずっと与党だった議員が野党になると手のひら返したように
人も寄りつかないし援助も無くなりご挨拶なんて云う仕事ももちろんない
およばれも当然無い
「天と地ほどの差がありますね」
と仰っていた

現政権は与党になって色々と戸惑っているが
またいろんな権限を与えられその肩書によって人の態度が変わることの
美酒に酔いしいれているように思った

なかなか解散をしないのも
此の美酒である権限を手放したくないのであろう
せっかく手に入れた居心地の良い座布団
もって行かれるのは寂しい

官僚が書いたのであろう挨拶文をただただ読み上げていたが
此の会の人たちのご苦労を一言でも入れてほしかったご自分の言葉で
でもそういう余裕は無いのであろうなあ
と思いながらご挨拶をお聞きしていた

「大臣あなたが今そこにいることができるのは誰のおかげなのかおわかり?」
橋を渡した人を忘れる人は
いづれ橋から落ちるだろうなあ
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花園直道さん

2012年11月02日 10時22分37秒 | 日記
別世界であった昨夜の中野サンプラザ
2200人定員の客席がほぼ満員
どういう方かも知らず
「とにかく遊びましょっ」
と出雲小田温泉の石飛裕子女将さんからのご招待
女将さんの目的はスサノウの歌を歌う歌手「HANZO」さんの応援
この方も初めてだが出雲では超人気の歌手であるらしく出雲から観劇バスも出た
女将さんが衣装はもちろん歌詞まで作ったという
今日はコラボ

主役は花園直道さん
「百花繚乱」というタイトルだけあって
美しい着物姿と言うより20人もの踊り手がきらびやかな打ち掛けを着て踊る
打ち掛けは着て歩くだけでも大変なのに
走って踊ってこれはスゴイ

更にそろいのきものの群舞
剣舞あり手品有り歌有り三味線有りジャズ有り
ありとあらゆる芸を見せてくれる
200人近い出演者が見ている人たちと共に喜びを分かち合うことに力を注ぐ

その一つ一つが楽しい

仕事柄メジャーな演劇しか見ていないチャコちゃん先生
此の暖かさ
此の情熱
此の熱気
此の喜び方

そうだ演劇の基本は此の大衆演劇にあるのだとしみじみと納得
ここまで客を喜ばせる事に徹する姿には感動しかない

まだ22才という花園直道さん
姿形が美しく踊りのうまさは定評があるらしい
いろんな才能を持っていらっしゃ
自分を見る人の心に寄り添って舞台に謙虚にいる姿がスバラシイ

先般舞台を手がけ未だ製作会社からお金をいただいてない身から見ると
これだけのことをして赤字にならないのかとチョット心配してしまった
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地球歴というのがあるという

2012年11月01日 07時42分05秒 | 日記
あって当然地球歴
私たちは太陽を中心に考えた太陽暦
これはグレオ暦とも云われ世界中で最も使われている
そして月の動きを中心にした陰暦明治5年まで日本は使っていた
更に太陰太陽暦これは中国が未だに使っている

そして明日
わが「ナイトコスモス」では
さとうめぐみさんの「地球暦」のお話会

さとうめぐみさんは
手帳セラピストとして著名だが女子大の先生でも有り博士だ

肩書だけを見ると何だか怖い女史というイメージだが
どうしてどうして人形のように可愛い
いつも昔の古いきものを現代風に着こなしていらっしゃるが
ツイツイ見とれてしまう

ちんどん屋になりそうな所を
きちんと知的にまとめて見せているのはさすが
そのさとうめぐみさんがきものの本を出版
彼女自身も古いきものきもののコレクターでもあり
そのきもののコウデイネーと24節気に合わせてまとめた本

地球歴を研究なさっているので暦に詳しい
其れを昔きものに合わせれば当然のようにしっくり来る
昔の人は陰暦で過ごしていたからね

と言うわけで
明日11月2日18時30分から

先日黄八丈の取材に行ったときのお土産トビウオの干物
パッションフルーツジュースと麦焼酎

小千谷の樋口さんから届いたコシヒカリ天日干しの新米お結び
その中の梅は田中が漬けた梅干し
北海道の吉村たくみさんにいただいた男爵のポテトサラダ

更に出雲小田温泉野女将さんから届いた柿と
染織家宗廣さん野信州リンゴ

さあさあいらっしゃい 3150円が会費
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