チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

晴れと褻

2014年12月03日 11時02分51秒 | 日記
「褻」ケと読む
こんな難しい文字確かに死語になるのも無理はないかな
晴れがあって褻がある
褻が有るからこそ晴れが貴い

最近はなんでも自由で衣服には法則とか作法とかしきたりが年々消える
衣服だけではなく言葉遣いは更にひどい
今年の流行語大賞の中に「ごきげんよう」という言葉があった

東京の山の手言葉として小さな子供まで使っていたのは
いつ頃までなのかな

いまでも明治大正、昭和の初めの小説を読むと
登場人物の女性達の言葉の美しさに思わず小さな声で反復してしまう

耳に心地良い言葉
目が喜ぶ晴れ着
身体がリラックスする食事

特に食事はいつも晴れの人が多いつまりご馳走を食べ過ぎ
其の結果痛風や糖尿病と言う病に冒される

「晴れと褻」はある種のけじめ
来年はそこをきちんと考えてみたいと思うチャコちゃん先生

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ひとんちのお祭り

2014年12月02日 12時43分05秒 | 日記
至る所クリスマスツリー
そしてイルミネーション
電気がなくなると云われながら
24時間何処の局もテレヴィを流し放し
チョットしたおしゃれの街はイルミネーションがまぶしい

こんなに電気をつかっていても
原発はほとんど作動していない有様
そんなに作る必要があったのかしらと首をかしげる

これからはクリスマスツリーの見せ所
我が宗教は神道なので清潔でシンプル
しかしクリスマスのプレゼントは楽しみだ
差し上げるのも戴くのも嬉しい

さてさて日本人は何処の国のお祭りでも
自分流に祝うというセンスがあり
それがまた興味をそそる

クリスマスツリーのまえでも着物姿に違和感がないのは
日本人らしいツリーの作り方がそこにあるからであろうか

クリスマスツリー見学会を催したことがある

クリスマスが終わって神社が美しくなる静寂な時間が好き



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肥やし

2014年12月01日 11時15分13秒 | 日記
まだ幼い頃日本では水洗便所を使っている家は少なく
便所にたまった人糞を近くのお百姓さんたちが月極だか週決めっだか覚えていないが
肥えたごと言う木製の大きな桶を馬車に積んで採りに来ていた
そして幾ばくかのお金を置いて行っていたように思う

そのときは臭いのなんの
しかしソレは肥料となって野菜を育てていた
戦争が終わるともうその景色は一掃され化学肥料独断場
清潔で労働的にも楽
一気に各家庭は水洗便所となり畑は農薬の一人舞台

しかしここへ来て
作物は自然の堆肥がイイコトが解ってきた
25年前や子チャン先生はEM菌を開発された
当時琉球大学の先生で出合った比嘉先生にお目にかかった

比嘉先生の本を読んで是非取材をさせていただきたいと思ったのだ
北海道から沖縄にお帰りになるとき羽田で乗り換えるので30分なら会えますよ
ということで羽田にすっ飛んでいき循環肥料のことを伺った

そして自分でもEM液をつくりスカイガーデンの花たちをソレで育てた
自分たちが食べた残飯をEMぼかしとまぶし液を作る
これだと人糞よりは抵抗がない

ただ臭いが強いので平行するが
植物は大喜びのようだ花の色がいい成長も早い
切り花にして信じられないほど長持ちする

土のある方は
草を枯らして堆肥にすると言う事も出来る

循環と云うことを大切に考えたいと切に思う

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