1回目のワクチン接種が終わりました。
職業柄接種することは決めていましたが、これまでインフルエンザワクチンで副反応が出たことが数回あるため、多少緊張感を持って臨みました。
副反応は人それぞれですが、同じような体質の方の参考になればと思い、経過を書くことにしました。
・筋肉注射は初めて。接種による痛みはなし。(ちなみに私は痛みにかなり敏感です)
・接種後3時間経過、接種部位の左腕の三角筋に痛み、少し遅れて倦怠感出始める。発熱はないが全身の熱感あり。
・接種後5時間経過、腕を上げる動作で顕著な腕の痛み、肘から薬指にかけての痺れ。倦怠感が強まってきたため鎮痛剤(アセトアミノフェン錠200mg1錠)服用。
・服薬後1時間後、倦怠感弱まる。筋肉痛は少し良くなった程度。
・翌日起床時(接種後20時間経過)、接種部位の筋肉痛が強まっているため、朝食後にアセトアミノフェン1錠服用。
・服薬後1時間経過する頃には筋肉痛弱まる。左腕を上げる際に痛みはあるが動作制限なし。倦怠感はなし。
・接種後30時間経過、倦怠感が少し出るが副反応の一つかどうか不明。
・このブログを書いている時点で接種後35時間。接種部位の三角筋の筋肉痛は接種後3時間の時より減少したものの継続中。
以上がこれまでの経過です。
食欲が落ちることはなく、気分が悪くなることもありませんでした。接種をすまされた女性の患者さんのほとんどの方に筋肉痛が発生したと聞いていました。私も一時的にかなり強い痛みが出たので、筋肉痛は女性により出やすい副反応かもしれません。
接種の前後は通常時よりも多めの水分を摂取しました。医療従事者の患者さんが1回目の接種後に脱水症状のように感じ、2回目接種の際は当日朝から水分をしっかり摂り、接種後も多めの水分補給をしたところ、それほど辛い症状は出なかったと聞いていたからです。(この患者さん以外にも水分をしっかり摂ることを意識した方が結構いらっしゃいました。)
私の場合は接種後約1時間で口渇感が出たので、水分と果物を摂りました。元々意識しないと水分を摂らない方なので、当日翌日ともに通常より多めの水分を摂るのは辛いかなと思っていましたが、実際は全く違和感なく飲めました。
少しでも良い体調で接種を受けたかったため、接種前日には夫に鍼灸治療をしてもらい、質の良い睡眠がとれたのも良かったと思います。
ワクチン接種をするかどうかはその人の体質や考え方によって異なります。
私自身は過去に副反応が辛くてワクチン接種をしなくなっていたこともあり、当初は接種することに不安感がありました。ただ感染状況はデルタ株の蔓延によって一層厳しさを増しています。最近友人にも発症した人が出て、軽症で自宅療養とはいえ非常に厳しい症状が出た現実を知り、考えは大きく変わりました。
mRNAワクチンについては、その仕組みについて知り興味深く感じています。人とウイルスの共存は難しく、COVID-19が終息したとしても新たなウイルスによる感染症が出現するのは必至です。毎日膨大な情報が飛び交っている中、これまで医療に特に縁がなく過ごしてきた人たちが正しい情報を見抜くことは難しいと思われます。接種しても感染したりする人やごくまれに重症化する人がいるのは、これまで人類が経験してきた他の疾患でも起きてきたことです。ワクチンの副反応、薬の副作用に関しても、今回が特別確率が高かったりひどく出現したりするわけではありません。
初めて耳にするmRNAワクチンというものに対して抵抗感や不安感が生じるのは当然のことですが、20年前から研究され続けてきたからこそ異例のスピードで開発することができたという事実と、その仕組みについて少しでも知ろうとすることは大切なのかなと思います。
接種会場では接種直前に不安そうな様子の方がいたのですが、医療スタッフの皆さんが優しく対応している姿を見ました。次々と接種希望者が来場する中で、一人一人に対応する時間は限られていると思います。私の接種を担当された方からも、とても丁寧で誠実な印象を受けました。改めて医療従事者の方々への感謝の思いを感じました。
今元気でいる人が元気なままでいることも、医療の逼迫をこれ以上悪化させないために重要です。2回目の接種まで、引き続き体調管理に気を付けて過ごしたいです。
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