西洋医学の診療項目に、冷えの概念がなく、その事によって体 調不良を起こしている、と言う考察がなされないとの事が、最近ま で知りませんでした。これは国民性の違いによる、食事内容に顕 著です。欧米人は、その歴史が遊牧民族で、狩猟による肉食が 主食で、方や東洋人特に我々日本人は、農耕民族で主食は稲作 である。この違いが冷えを意識する体質かそうでないかに分かれ ると言われています。人は1日の平均体温36・5゜Cを維持できて いると、食した食物を消化する酵素(体内に吸収しやすく分解する 働き)や吸収された栄養素を必要な所へ適合するように再生する SOD酵素等が、最も潤滑に機能するベスト体温です。それ故これ 以下の体温状態が永年続いていると、血流障害による慢性的な、 肩こり、神経痛、腰痛、胃腸系障害・・などへ移行していきますよ、 生活習慣病の元区ですと、東洋医学(血液が根本との概念)と西 洋医学の両方を習得した方々は、警笛を鳴らしています。
西洋医学は、目の前に現れた現象を、科学的にどう対処するか、 対処療法で対応しています。その事によっての医療技術や薬剤は 飛躍的進歩をとげ、大怪我や感染力強力な病原菌に対応する、 技術などは日々進化していると云われています。しかし感情の動 物である、人間を物体としてしか見てないために、臓器の交換と か、開発した薬が、免疫のバリア-に阻止されることに対抗して、 免疫機能を低下させる、治療法が行われているとの話に、何か釈 然としない感を抱きました。冷え切った室内に軽装で、長期間滞 在する。汗もかかない状態で、又寒い季節に、大量の水分を補給 す。喉越しが良いからと、寒冷状態で、習慣的に冷菓や冷やし 過ぎのアルコ-ル類を飲食していると、ある一定期間が過ぎた頃、 体調不良に陥りますが、人はご自分が経験しない限り、納得しな いようです。温泉に入ったり、暖かい状態を確保したり、暖かい物 を飲食したりしたとき、体調不良が緩和したら、思い当たる生活 習慣を改めてみる、意外と早く健康体を確保できますよ。長寿にと って生涯欠かせない基本は、次の3点です。 体力(赤筋の強化) 気力(何時も楽しく何かを覚えよう、人とのコミニュケ-ション) 栄養素(バランスのよい食事、食べすぎや少食など全体の食事 量を考慮し、健康サプリメント等も一考です)