●悩みが多くてなかなか寝付けない「ストレスが原因」、眠れない とストレス解消ができず、さらなるストレスの悪循環が・・・・ ●昼夜逆転の生活をしている「体内時計が狂っている」、リズムに 逆らった行動は、集中力低下、うつ病などの引き金になることも・・ ●いびきがすごく、途中で呼吸をしていないときがある「体の不調 が原因」、日中の眠気、集中力低下、心筋梗塞・脳梗塞のリスク も高まってしまう・・・ ●朝が来ても、よく寝たという実感がない「加齢や運動不足が原 因」、これでは長時間寝ていても疲れが取れない・・・ 睡眠不足が続くと老廃物がたまりやすく、代謝が悪くなって、太り やすくなってしまう。睡眠と肥満の関連性について、最近では米国 胸部学会(ATS)国際会議で、睡眠不足と体重増加には有意な関 連性が見られることが報告された。睡眠時間平均5時間の女性は、 平均7時間の女性に比べ、約15キログラム以上の大幅な体重増 加が起こる率が32%も高いことがわかったといいます。 また富山大学の研究グル-プは5千人以上の児童を調査し『睡眠 不足の3歳児は、中一までに肥満のリスクが増大』と、発表してい ます。睡眠時間が9時間未満の3歳児は、11時間以上寝ている 3歳児に比べ、中学一年生になるまでに肥満になるリスクが 1、59倍ほど高いとのこと。この結果を受けて、睡眠時間が短いこ とで,脂肪を分解する成長ホルモンの量が減ったり、交感神経の 活動が活発になり過ぎて血糖値が上がっている可能性があると分 析されている。肥満解消には、十分な睡眠が不可欠のようです。
眠れなくて悩む人いる一方で、「寝ても寝ても眠くなる」という人も 多くいる。いつも「眠たい・・・」が口癖で、考えられないような場面 (商談中や試験中など)でも、突然居眠りをしてしまう人。このよう な過度の居眠りは、「過眠が病気かもしれない」ということはあま り知られていないので、「たるんでいる」「怠け病」などと勘違いさ れてしまうこともあります。新幹線の運転手の居眠りで話題になっ た「睡眠時無呼吸症候群」。これは寝ている間に無意識に息が止 まっているため熟睡できず、昼間に突如居眠りが起きるというもの です。そのほかに、感情の変化が起こると体の力が抜けて眠くな る「ナルコプシ-」は、10~20歳代の若者に多く起こります。この ような睡眠障害に悩む人は、全国で1千5百万人以上いるといわ れています。これらの原因が、食事と深い関わりがあったとした ら・・・人は実際の時間と体内時計との関わりでリズムよく生活し ている。この体内時計も脳内時計と腸内時計とが一致していない と体調バランスが崩れてくる。朝起きて30分位に朝食をとる、この 行為が日中モ-ドの交感神経を刺激し、活動開始の合図になる。 途中休息モ-ドの副交換神経を刺激する昼食をとって体調を整え、 午後の活動に備えて交感神経に切り替わると、血管も緊張で圧が かかる。当然この時間帯は血圧も高くなる。仕事などの活動が起 動にのる時間帯である。その後夕食時ごろから一日の活動を癒す、 副交換神経へ移行し、免疫細胞などの活躍で体内の浄化が行わ れる。体内で色々と起こった不足の事態を、睡眠時に正常にリセ ットされる。そのためにも、質のよい眠りが絶対条件となります。 胃腸に消化対象の物質が入ったまま睡眠状態に入ると、血液は 胃腸に集中する。血液量一定であるため、当然他の部位での補修 活動は、代謝酵素や免疫細胞の活動を鈍化させるため、常に中途 半端状態が恒常化する。知らず知らずのうちに体調不良になる。 食事を取ることによって、副交感神経を刺激しリラックス状態にする。 免疫力が強化されるが、満腹状態では動かない。その為食後4時 間後が就寝つく理想間隔との事です。仕事などの関係で、不規則 になりやすい環境下に居る人。特に消化に時間のかかる、炭水化 物などは極、少量にし軽食で済ませて、朝食をきちんと摂る習慣が 肝要なようです。