゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ガンの基礎知識

2006-10-23 18:25:00 | 健康・病気

ガンによる死亡者が年々、増えている。現在は3人に1人が、ガン                            で亡くなっているが、2015年には2人に1人近くがガンで亡くなる                            と予想されています。急速に進む高齢化とともに患者が急増すると                           思われているのは、自己治癒力である免疫細胞の働きが年々                              低下するため。ではガンになりづらい健康体を維持することは、難し                           いのでしょうか?・・・・ここ最近、ガン化するメカニズムが解明され                            ています。このことを認識すると、訳もなく不安視していた時よりは、                           自己管理の方向性が確信でき、体調完備に役立つはずです。人間                           の体は約60兆個もの細胞でできています。しかし、正常な細胞が                            何らかの原因で遺伝子を傷つけられたり、突然変異を起こしてガン                            細胞に変わることがある。最近の研究では、健康な人でもガン細胞                           は1日に数千個発生するが、発生早期に免疫細胞が退治して消え                           ていくことが分かっています。しかし、そのメカニズムが機能しなくな                           ると、ガン細胞は異常な速さで分裂を繰り返し、悪質化していく。                             ガンは人間だけでなく、植物や鳥類、魚類などもなることが分かって                           いる。正常な細胞とガン細胞の違い●ガン細胞は勝手に移動し、                            増えていく●ガン細胞は猛烈な勢いで栄養分を奪う●ガン細胞は強                           靭な生命力を持つ。ガンの浸潤・正常な機能を失い、ガン化した細胞                          は周囲の臓器などへじわじわと広がる。ガンが初めに発生した部位                           を「原発巣」と言う。粘膜にできたガンは進行とともに、その下にある                            筋層へ侵入、さらに近くの臓器にまで進む「浸潤」。正常な細胞はほ                           かの組織と接触すると、そこで増殖をやめるが、ガン細胞は遠慮せず、                         近くの臓器にも侵入していく。ガンの転移・ガン細胞の一部は血液や                           リンパ管に入って全身の臓器にたどり着き、そこで新たに増えていき                          ます。最初にできた場所から遠く離れた臓器や組織に散らばって、                           増殖することを「転移」と言う。良性腫瘍・悪性腫瘍・腫瘍とは自己制                           御を失った細胞が増殖を繰り返すことで生じた大量の組織がつくるし                           こり。良性腫瘍と悪性腫瘍がある。良性腫瘍は成長が遅いのが特徴。                         増殖はしても浸潤や転移をしたり、正常な組織の栄養分を奪ったりする                         ことがない。途中で発見して取り除けば患者の生命に別状がないとの                          ことです。一方、悪性腫瘍は成長が非常に速いうえ、周囲の組織に広                          がり、遠くの臓器にも飛び火して成長する。きわめて攻撃的な性質を                          持っているとの事です。

 

細胞が代謝分裂するとき、細胞の設計図であるDNAを正確に                              複製する必要がある。しかし、突然変異といって、まれに間違い                              を起こすこととがある。こうした細胞は多くの場合、自然に死ぬが、                            ある遺伝子に複製ミス(変異)があると、細胞はとめどもなく分裂を                            繰り返す。ガンの原因となる遺伝子は数百種類あると言われるが、                           寿命が長くなり、細胞分裂の回数が増えれば、これらの遺伝子に                            突然変異が起る確率がた高くなる。健康な人の体でも、ガン細胞                            は生まれているが、すぐ免疫細胞が攻撃して死滅させる。しかし、                            高齢化によって、免疫細胞の働きが低下すると、ガン細胞への攻                            撃力が落ちて、発生したガン細胞が成長する確率が増える。遺伝                            子に突然変異を与える原因は、ウイルス、細菌、ニコチン、放射線、                           アスベストなどさまざまである。これまで日本では、胃ガン、子宮頸                           ガン、肝臓ガンなど、ウイルスや細菌が原因となる「感染症型」の                            ガンが多かったのが、衛生環境の改善などで、こうしたガンによる                            死亡は減少に転じているとのことです。逆に、肺ガン、乳ガン、前立                           腺ガン、大腸ガン、子宮体ガンなど、喫煙や動物性脂肪の取りすぎ                           が原因となる「欧米型」のガンが増えている。ガンは生活習慣に密                            接に関連しており、一部の例外を除き、遺伝する病気ではないとの                            ことです。日常生活に気をつければ、ある程度ガンを防ぐことが可能。                          喫煙、野菜や海藻などの比率を高めたバランスのよい食事、適度な                           運動などが重要。とくに、たばこはガンの原因の3割を占める物で、                           喫煙が一番大事。若い人のたばこはとりわけ危険、十代で吸い始                            めた人は、吸わない人の六倍も肺ガンによる死亡率が高くなるとの                            事です。どんなに注意しても、ガンは完全には避けられない。寿命が                          長くなれば、それだけ突然変異を起こす機会も増える。これが、急速                           に進む高齢化によって、ガンが急増している理由。日本人は、ガンで                          死ぬほど、長生きするようになった。ガンは、転移してからではまず治                          らない。早期に発見して、適切に治療を行うことも大事なようです。

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