゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

道内の本年の長期気象予報がでました !?

2007-02-21 13:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

かって日本の天気は、農作業、特に収穫に多大な影響を及ぼす                             ことから、自然の観察を永年積み重ね、田植え時期や肥料などの                            時期などを経験によって、予想していたと言われています。その                             様な予報の方法に「寒試し」と言うのがあります。十勝管内芽室                             町に在住の松浦元治さん(73)が、今年の道内の天気予想を発                             表した。それによると、春先から六月にかけては曇天、低温傾向。                            続く八月初めごろまでは少雨、高温で干ばつの恐れ。盆明け以降                            は高温多雨で湿害も。秋は長く初霜も遅いという。寒試しとは、                              1月の小寒から2月の節分までのひと月の天気を観測し、一年に                            置き換えて、その年の天候を予測する手法。古くは中国に発し、                             東アジアの稲作地帯で広く行われている。松浦さんは三十年前に、                           農作業と施肥、肥料の選別がその年の天候と不可分だったことか                           ら、農家に伝わる寒試しに着目。これに易学を加えた独自の予測                            方法をつくり、以来毎年、この時期に発表してきた。「制度は90%                            以上」と松浦さん。昨年の予想も七月までの低温、八月以降の高                           温、初霜は遅いなどことごとく的中させた。「金銭が絡むと予想が                            曇る」と、作成した二千部以上の予想図を無料で、全道の農家や                            関係業者に配布している。

その松浦さんにとって、最近特に気がかりなことは「地球の温暖                             化」だ。「この三十年で作物の北限が二百~三百㌔上がった。                              西日本はすでに稲作の敵地でなくなり、東北地方も危うい」とい                             う。道産米の食味向上の陰には温暖化もあるようだが、干ばつに                             よる土壌劣化も懸念され、北海道農業も磐石とはいえないよう。                            「将来に備えた土づくりが不可欠」と訴えている。

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