゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

健康を左右するリンパ系

2007-05-30 20:30:00 | 健康・病気

人体にはリンパ管と呼ばれる細くて透明な管が全身に張りめぐり、                            やや黄色みを帯びたリンパ液が流れています。健康を守るうえで                             重要な役割を果たすリンパ管は合流しながら、太くなっていくが、                             その合流点を「リンパ節(リンパ腺)」という。主に首やあごの下、                             わきの下、足の付け根などに多数存在する。リンパ節=腫れると                            病気が疑われる部位                                                      病原体と戦い感染を防ぐ最後の砦 ・・・リンパ液や血液の中に                            ある白血球の一種、リンパ球は病原体が侵入してきた時に仲間の                            白血球とともに戦い、体を守る。リンパ液は毛細血管から漏れ出た                            血液の成分を回収したもので、血管からリンパ管にリンパ球が流れ                           こんでいる。                                                      抗原・・人体に侵入した病原体などの外敵の持つているタンパクを                            中心とした分子                                                          抗体・・外敵をやっつけるために、リンパ球が作るタンパク分子の                             武器                                                          抗原抗体反応・・抗原と抗体が結合して抗原の毒性を消したり、病                           原体を殺してしまうなど、戦う相手次第で武器を変える免疫の方式                           老廃物を運ぶ・・古い細胞や血球のかけらなどの老廃物や小腸な                           どで吸収した脂肪分を運ぶ                                                   全身には約800個のリンパ節がある                                             主な病原耳の周辺~外耳炎、中耳炎、内耳えん 首の両側~結核                           あごの下~口内炎、虫歯やのどの病気 鎖骨の上~胃がんの転移、                          肺ガンの転移 わきの下~手や腕の外傷やおでき 足の付け根~足                          の外傷やおでき、淋病(りんびょう)や梅毒などの病気

顕微鏡で見ると・・・                                                      リンパ液には、血球成分として顆粒(かりゅう)球、単球、リンパ球                            などの白血球が含まれている。白血球は、外敵(抗原)の侵入を                             知ると、即座に攻撃態勢に入り、相手をやっつけて人体を守って                              くれる。

リンパ球B細胞)リンパ球の免疫の代表戦士。全身の血管とリ                            ンパ管をパとロ-ルして、外敵を攻撃する。相手に応じて抗体を                             つくることができる。次に同じ外敵が侵入した時はその素性を記                              憶しているので、すばやく対応できる・(T細胞)B細胞とともにリン                            パ球として活躍する免疫システムの中心的存在。免疫システム                             を活発にするヘルパ-T細胞、異物を攻撃してやっつけるキラ-T                            細胞、免疫システムを一時抑制するサプレッサ-T細胞の3種類                             がある}                                                        顆粒球異物や細菌が侵入してくると、即座に食べてしまう                                単球大型の単核細胞で、運動と食欲が盛ん→(変化すると)マク                             ロファ-ジ単球が変化したもので、白血球の中で最も大きく、                              「貪食(どんしょく)細胞」「大食細胞」とも呼ばれる

リンパ節の構造と働き                                                      大きさや形はさまざまで、顕微鏡で見ないと分からないものや                              アズキ大のものまである。                                                   腫れた時は・・・病原体の勢いが強い場合は撃退できず、リンパ                              節の中にまで侵入、さまざまな病気を起こす。リンパ節が腫れたり、                           痛んだりするのは、病原体と戦っている証拠だ。                                      子どもが晴らすワケ・・・病原体に対する免疫が未発達なため、腫れ                           ることが多い。しかし、成長し、免疫が強くなっていくのに伴って、                             減っていく。                                                            ガンの発信基地に変身も・・・リンパ節でガン細胞が勝つと増殖し、                            リンパ管を通って全身に広がり、発信基地になってしまうことがある。                          ガンを発見して、その部分とともに、リンパ節も切除するのはこうした                           理由からだ。

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