もろくなる骨質も栄養のアンバランスが原因
人間の細胞は60兆個でできているといわれています。そのうち約半数が遊離細胞である、血液や髄液、白血球などの免疫機能などを担っています。その他は、内臓や骨格など体格を形成しています。その細胞一つずつを繫いでいる役目を繊維質が担い、その一種がコラ-ゲンである。当然、骨もコラ-ゲンで出来ている繊維質にカルシウムが付着し形成されています。ところが、カルシウムは単に骨の原料というだけでなく筋肉の初動に深く関わったり、その他、重要な役割に係わり常に一定量以上が消費さります。食事によって、十分な量が補給されなければ、体内に保存されている分が消費されます。特に男女の体質の違いにより、女性の半数がカルシウム不足から骨粗しょう症といわれる、骨密度が70%以下の状態を現出します。当然この様な方は正常体時に比べ負荷が多少掛かっても、骨折などの重大な局面に遭遇します。一方、骨密度が100%に近ければ安心かと言えば、そうとはいえない状態があることも分かっていました。それが、骨質です。ところが、判定基準が確立されていないためやむなく見過ごす結果となっていました。 この骨質とはどのような状態を指すのか?・・・簡単に言及すると、コラ-ゲンにサビが付着し、骨の質が非常にもろくなる。
[骨密度] 〇 [骨質] × 正常値に比 1、5倍の危険度
[骨密度] × [骨質] 〇 3、6
[骨密度] × [骨質] × 7、2
これは血液中に、アミノ酸の一種であるホモシステイン濃度が正常で147位が470以上も占める状態が続くと悪影響を及ぼすとの見解です。
この物資の減少に深くかかわる食品は、ブロッコリ-、青魚、鶏肉のささみ、などに多く含まれるビタミンB6、B12、葉酸などの栄養素が重要である。サプリメントなどの摂取も考慮に一考です。
栄養のアンバランスは若年層でも否定できない状態とのことです。