゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

初期人類も二足歩行

2011-02-23 16:29:52 | うんちく・小ネタ

猿人足裏に「土踏まず」

100_8116 初期の人類で「ル-シ-」の愛称を持つ化石でも知られるアファ-ル猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)は、足裏にヒトと同じ土踏まずのア-チ(弓)状の形があったとする研究結果を、米ミズリ-大などのチ-ムが米科学誌サイエンスに発表した。アフリカ東部・エチオピアで発掘した約320万年前の足の骨を分析した。アファ-ル猿人は樹上での生活ではなく、地上で直立二足歩行していたとの説を裏付ける内容。チ-ムは、足は木の枝など物をつかむ構造から、ヒトのような二足歩行を可能にする構造に進化したとみている。                         チ-ムはエチオピアのハダ-ルで、左足の薬指と足首の部分にある「第4中足骨」の完全な形の化石を発見。チンパンジ-やゴリラ、ヒトの骨と比較したところ、骨の先端が地面に平らに着くようねじれ、骨が地面に対して傾きを持つなど、ア-チを持つヒトの骨と同じ特徴を持つことが分かった。地面をけり出す強さと衝撃を吸収する柔軟さがあったと考えられるという。諏訪元東京大教授(形態人類学)は「足の他の骨の分析からア-チがあると判断した研究はこれまでにもあるが、今回のように甲の部分の保存状態がいいものはめったにない。完全な素晴らしい骨で、二足歩行に特化していたとの説を支持するものだ」と話している。

コメント

iPS細胞から骨のもと

2011-02-23 15:53:38 | 健康・病気

近畿大 マウス体内で作製成功

100_8114 さまざまな細胞になることが出来るヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)をマウスに移植し、骨や軟骨、筋肉などのもとになる「間葉系幹細胞」を効率よく作る方法を近畿大医学部(大阪府大阪狭山市)のチ-ムが開発し、21日発表した。  従来、IPS細胞から目的の細胞を得るには、化学物質を含む液中で培養するのが一般的。福田寛二教授は「生体内で作らせると本来の環境に近いため、簡単に、より質の高い細胞を得られ、骨の再生医療や薬効試験に広く利用できる可能性がある」としている。チ-ムは拒絶反応が起きないようにしたマウスにヒトのiPS細胞を移植。1~2ヵ月後、体内でiPS細胞から作られた直径2㌢の細胞の固まりを取り出し、ヒトの間葉系幹細胞だけを分離することに成功した。この間葉系幹細胞が骨などの細胞になることを確認。培養する方法では得にくかった膵臓などの細胞も得られる可能性が高いという。間葉系幹細胞は、ヒトの体内にあり、再生医療に向けた研究が進んでいるが、採取には通常、手術が必要。増殖力が弱く、十分な量が確保できないなどの課題もある。

コメント