゛まるかん人゛プラトーク

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ips細胞を効率よく作製

2011-04-05 15:00:56 | 健康・病気

京大チ-ム発見

環状遺伝子「エピソ-マル・プラスミド」を使い、人工多能性幹細胞(ips細胞)効率良く作る方法を山中伸弥京都大教授のチ-ムが発見し、3日付けの米科学誌ネイチャ-・メソッド電子版に発表した。OCT4やL-MYCなど6遺伝子を組み込んだプラスミドを線維芽細胞に導入、細胞10万個当たりips細胞の塊30個という高効率の作製に成功した。また、治療で抜いた歯の中の幹細胞を保存する岐阜大の「歯髄細胞バンク」に登録された約100人の細胞株のHLA(白血球の型)を解析。ほかの人に移植しても拒絶反応が起きにくい型の細胞2株に同様のエピソ-マル・プラスミドを導入しips細胞を作った。沖田圭介講師は「ips細胞バンク構築への筋道が見えてきたのでは。安全性を明らかにしたい」としている。山中教授が当初発表したips細胞作製法の方が効率は高いが、導入したレトロウイルスを使うため、がん化の恐れが指摘されている。

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