目に痛み 道内でも健康被害
独立行政法人「製品評価技術基盤機構」と経済産業省、厚生労働 省などは、若者に人気のファッション用カラ-コンタクトレンズの流通 や健康被害の実態を調べる調査委員会の初会合を開いた。度が付 いていないカラ-コンタクトレンズは薬事法の規制が適用される医療 機器ではなく、インタ-ネット通販などで簡単に購入できる。機構な どには目の痛みなど健康被害の報告が寄せられており、経産、厚労 両省は製品の安全性や品質について実態把握を進めると共に、規 制の導入を検討する。機構によると、埼玉県内で九月、カラ-コンタ クトレンズを使用中に違和感があり外したところ両目が開かなくなり、 角膜剥離で入院した例があった。道内でも目の充血やまぶたの腫れ を訴え、病院で角膜炎などの診断を受けた例が8月から9月にかけて 三件報告されている。国民生活センタ-は2005年度、インタ-ネッ トで一セット約2、600-7、500円で販売されていたカラ-コンタクト レンズ10銘柄をテストした。その結果、色素が溶け出すなど品質に 問題のある製品があったほか、人によって使用時に視力が大幅に 低下することが判明した。
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