゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

こどものほん「福田洋子・こども富貴堂店長推薦」

2007-09-21 15:20:00 | 本と雑誌

<幼児向き>   

きこえる きこえる きこえる きこえる
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2007-05-18

開けた窓から風鈴の音が響き、澄んだ音色に風の気配を感じます。                           目には見えない風が「ここにいるよ」と呼びかけてきます。エッツの                            絵本に宿る静けさが好きです。子供たちが世界に出会う時の厳か                            な一瞬一瞬を、丁寧に愛を込めて見守っているまなざしが感じられ                            るからです。この絵本もそう。主人公の僕は、母さんやきょうだいた                            ちと言葉を口に出さなくても、お互いの気持ちに気づき合います。                             楕円の中に描かれたモノクロの絵。その静かな絵の中に込められた                           濃密な子供の時間。かけがえのない子供の時間を大切に、という                            エッツのメッセ-ジが伝わってきます。

まだですか? まだですか?
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:2007-05

明るく暖かい色遣いがたっぷりした余白に映えて、愛らしいお話の                            世界が息づきます。まあちゃんにとりさんが教えてくれます。「ねえ、                           ねえ、まあちゃんうさぎのおばさんちにもうすぐいいこと あるんだって                          おさるさんちにもぶたさんちにも もうすぐいいことあるんだって」まあ                           ちゃんは三人のおばさんに「いいことってなんですか?」と聞きに行き                          ます。三人のおばさんたちがまたステキ。大きなおなかをつきだして、                          よく食べること、働くこと。さあ、「いいこと」って何なのかしら。まあちゃ                          んと一緒に「待つ」ことの楽しさを感じましょう。 

                                                                                  

<低・中学年向き>

雨がふったら、どこへいく? 雨がふったら、どこへいく?
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-06
昨日、南の空に虹がかかりました。雲の間からは九月の澄んだ                             青空も見えて、前日の雨がこんなやさしい虹をつれてきてくれたの                            でしょう。ファ-ブルおじさんの国フランスからやってきた絵本です。                           草と麦のにおいのする家に住むステフのところへ、町の双子のきょ                            うだいが遊びに来ます。農場にはニワトリやガチョウ、ロバやポニ-                            が飼われています。豊かで楽しいフランスの田舎、さすが食料自給                           率世界一の国です。やがて雨がやってきて、小さなマリオンがステ                            フに尋ねます。「雨が降ったら動物たつはどこへいくの?」繊細に詩                           情豊かに描かれた生き物たち。小さな命たちへの愛がいっぱいです。

カバローの大きな口 (ポプラ物語館 5) カバローの大きな口 (ポプラ物語館 5)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2007-06

カバのカバロ-はとてもかっこいい大きな口を持っていますところが                           その口から森の仲間たちの秘密がどんどん出てきてしまうのです。                            カバロ-はすっかり悩んでしまいます。ペリカンのおばさんは「しゃ                            べりたくなったら、食べてごまかす」と教えてくれますが・・・。「おし                            ゃぺり禁止法」を必死で実行するカバロ-でしたが、やっぱり森の                            仲間とのおしゃべりは楽しいのでした。そのカバロ-の口からとて                            もすてきなお話が次々と飛び出してくるようになります。自分らしく                            仲間と一緒に生きてゆくって、お互いに「もともと」の個性を尊重し合                           うってことだよね。ユ-モラスなこのお話が、楽しく伝えてくれます。

<高学年以上>

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