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楡周平/朝倉恭介~Cの福音・完結篇

2010年01月26日 | 小説

楡周平 著 
  朝倉恭介~Cの福音・完結篇を読みました。



日米間に、コンピュータ・ネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムを作り上げ、闇の世界にしなやかに生きた孤高の男・朝倉恭介

悪の天才に、ついに最後の時が訪れた。

CIAの狙撃、警察の包囲、そして宿命の好敵手川瀬雅彦の銃口を前に、サブマシンガン・イングラムの弾丸も尽きた。

恭介がその手に掴みとるのは、生か…死か!?


朝倉恭介
Cの福音』、『猛禽の宴』、『ターゲット』と3度登場する、日米にわたる麻薬網などの悪を操る切れ者。
 
川瀬雅彦
Cの福音』の次作『クーデター』と第4作『クラッシュ』に登場する、正義感の塊のジャーナリスト。

Cの福音6部作の完結篇である本書で、ついに2人は対決する。

実はこの本はかなり前に買ってあったのですが、読まずに取ってありました。

これまでの作品ですっかりこのシリーズの虜になってしまったHさん

このシリーズがこれで完結だと思うと読むのが勿体無くて・・・。


そんな、完結篇は、

朝倉恭介の頭脳vs川瀬雅彦の強運」といった展開。

今まで出てきた登場人物が何人も再登場し、うまく絡み合ってフィナーレを迎えます。

はたして、朝倉の始めたコカインビジネスがどういう形で決着を見るのか?

クライムノベル好きの人にはお勧めのシリーズです。
コメント
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