「悪魔を見た」
2011年 公開
出演:イ・ビョンホン, チェ・ミンシク
ある夜、雪の夜道でタイヤがパンクして立往生したジュヨンという女性が忽然と姿を消した。
間もなく彼女は無惨なバラバラ死体となって発見される。
国家情報院の捜査官でジュヨンの婚約者であったスヒョンは犯人への復讐を誓い、入手した捜査資料をもとにギョンチョルという中年男が犯人だと特定する。
ギョンチョルとは血も涙もない凶行を繰り返し、ひたすら快楽のみを貪り尽くす常軌を逸した男で良心のかけらも持ち合わせていない悪魔そのものだった。
ギョンチョルのねぐらを突き止め叩きのめしたスヒョンは、その場でとどめを刺さず、GPSカプセルを飲みこませて解放するのだった。
スヒョンは彼女を殺した男に同じ苦しみを与えるため、恐ろしく冷酷な報復をする・・・。
や~、韓国映画は凄いですね!!
韓国ドラマを続けて放映している某テレビ局が何かと批判を受けてますが、日本の作品に良く見られるオブラートに包んだような表現の仕方に比べて、韓国の作品は何事もストレートに表現されています。
その為、見ている側としては判りやすいです。
そんな事も韓流が受けている一因なのでしょう。
それにしても、チェ・ミンシク演じるギョンチョルが繰り返す残虐行為の数々は目を背けたくなる恐ろしさ!!
成る程、これが“悪魔か!”と思いきや・・・
イ・ビョンホン演じる復讐の鬼となる刑事スヒョンがさらにその上をゆく”悪魔”になって・・・。
R-18だけあってかなりエグい描写が連発します。
韓国の二大役者の演技は、重厚で十分楽しめました。
ジャンル的にはミステリーと云うよりもスリラーやホラーに近いです。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆