「127時間」
公開:2011年
出演:ジェームズ・フランコ, ケイト・マーラ, アンバー・タンブリン, リジー・キャプラン, クレマンス・ポエジー
誰にでも、人生のターニング・ポイントは必ずやってくる。
アーロン・ラルストンの場合、それは自分の庭のように慣れ親しんだユタ州、ブルー・ジョン・キャニオンでの出来事だった。
金曜の夜、いつものように一人で、ロッククライミングを楽しむため、ブルー・ジョン・キャニオンに向け出発した。
だが、運命の瞬間が彼に襲いかかる。
落石に右腕を挟まれ、谷底から一歩も動けなくなったのだ。
助けを求める叫び声は無人の荒野にむなしく呑み込まれ、持てる知恵と経験を総動員して岩を撤去しようとするが、ピクリとも動かない。
死を目前にして初めて自分の人生と向き合うアーロン。
自分勝手に生き、決して心を開かなかった両親にも、友人にも、恋人にも――。
衰弱した身体を引き裂くように襲いかかる後悔、そして湧き上がる命への情熱。
生きたい。生き直したい――!
そして生命の限界を超えた127時間後、遂に彼は〈決断〉する――。
いや~、怖いですね~!!
たった一人で山登りを楽しみに出かけて思わぬ事故に遭遇する。
呼べど、叫べど、周囲には誰もいない・・・。
そんな状況の中で思い浮かぶのは、これまでの日々に対する悔恨の情・・・。
実話を基にした映画ですが、実にリアルで凄まじい展開となっています。
”だから、一人で山登りなんかに行っちゃいけないんだよ!”
と、心の中で叫んでいたHさんでした。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆