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日光江戸村・・・その3「水芸・ニャンまげ・渡し舟」

2012年05月27日 | 旅行

「藪蕎麦」で昼食を取ったHさん達ですが、ここで決定的なミスを犯してしましました。

そのミスとは、思いの他昼食に時間がかかり、次に観に行く予定だった「北町奉行所」で上演される「遠山の金さん」の開演時間12:50に間に合わなかった事です。

次回の上演時間は15:45からとの事で、それでは帰りの時間が大幅に遅くなってしまいます。

今回は観るのは断念せざるを得ません・・・。

「遠山の金さん」 観たかったな~!!  残念!!

それでは!と気を取り直して一行が向かったのが、こちらの「日本伝統芸能劇場」で上演される「水芸」です。



日本古来からの伝統芸のひとつの「水芸」の歴史は奈良時代まで遡るそうです。



その後「水芸」は江戸時代には奇術の花形として人気を呼ぶようになりました。



中央の台の上に太夫さんが登場! この太夫さんもなかなかの美人さんでした!!



その太夫の両側には後見人が付きます。



まずは、太夫が刀の刃から、茶碗から、扇子からと次々に糸のような水を吹きあげます。



お~!! 見事な手さばきだ!!

続いて、両側の後見人も加わり・・・



最後には舞台のセット全体から水がシャワーのように噴き乱れる!!



舞台の前に座った観客は結構水飛沫を浴びていましたが、日本の伝統芸が一服の”涼”を呼んでくれました。

いいね! いいね!!

Hさん一行が次に訪れたのは、お堀に架かる「日本橋」を渡った所にある、「日光江戸村」のマスコットの”ニャンまげ”が登場する「ニャンまげ劇場」です。







こちらではニャンまげが大活躍する映画が上映されていました。



そして、こちらが残念ながら今回は観る事を断念した「遠山の金さん」が上演される「北町奉行所」です。



Hさん一行は、この門の前で全員で記念写真をパチリ!

さて、まだまだ「日光江戸村」を楽しみたい処ですが、そろそろ帰る時刻も迫ってきました。

ふと、「北町奉行所」の前のお堀を見ると、そこには何と渡し舟が!



丁度、”舟が出るぞ~”と云う処でした。

お~! 何と云うグット・タイミング!! 

Hさん一行はこの舟に乗って出口の方まで戻る事にしました。




お堀には沢山の鯉が泳いでいます。 

その鯉をよく観ると、どれも頭の上に白い斑点がありました。 

中には薄っすらと赤く血が滲んでいるような鯉も・・・。



一緒に舟に乗っていた母子が、その鯉を見て・・・

子供「ねぇ、この鯉ケガしてるよ~」

母「そうね、屋形船にぶつけちゃうのかしら。かわいそうね」

子供「かわいそうだねー」

なんて、会話を交わしていました。

船頭さんの竿捌きでゆっくりと走っている舟に鯉が頭をぶつけて怪我をするなんて事がある訳がありません!

鯉はそこまで馬鹿じゃありません!

そもそも、安全運転を心掛けている船頭さんに対して失礼です!!

ここは、子供に本当の事を教えて上げなくっちゃ~! 間違った知識を覚えて帰ってしまう!!

そこで、Hさんは親切に「この鯉、病気なんだよ~~!」と教えて上げました。

きっと、あの子供は将来、鯉の病気を直す”立派な研究者”に育つ事でしょう・・・。

めでたし! めでたし!


そんな事もありながら・・・

舟は「江戸村」の中をゆっくりと進みます。

舳先の向こうに見えるのは「日本橋」です。



「日本橋」をくぐったお堀端には江戸時代の下町の風景が広がっています。






約10分ほどで渡し舟の旅も終わり、再び入り口付近まで戻りました。



こちらは水車小屋ですね~。 ごっとん、ごっとんと動いています。



最後は、御土産屋さんに立ち寄って、今回の「日光江戸村」観光は終了しました。



なかなか楽しい一時でした。

旅はいいね~!!




コメント
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