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久間 十義/ 刑事たちの聖戦

2013年06月27日 | 小説

刑事たちの聖戦 を読みました




公安部vs.刑事部、分裂するキャリア官僚。

権力と陰謀の迷宮を刑事たちは食い破れるか!?

旧大蔵省次官を経験した元高官が相次いで殺された。

政治テロか、それとも―。

浮かびあがったのは、7年前、政官財を揺るがした疑獄事件。

その事件で殉職した松浦刑事の息子・亮右の名が捜査線上に挙がる。

松浦の盟友は亮右を緊急避難させるが…。


前作「刑事たちの夏」の続編です。

前作は一人の官僚の死と、彼の残したメモを巡り多くの人物の思惑が絡み合う濃厚な人間ドラマを描いた作品でした。

その続編と云う事で期待して読みました。

本作でも警察庁と警視庁、公安警察と刑事警察など警察内部の対立が巧妙に描かれています。

しかし、前作に比べると随分こじんまりと纏めた感じで期待した程ではなかった・・・。


この小説の満足度:☆☆☆ 

コメント
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