洋館とバラの庭園を観賞した後は、その下にある日本庭園へとやってきました。
都内とは思えないほど緑に溢れています。
この雰囲気、心が落ち着きますね~!
日本庭園の中心にあるのは心字池です。 優雅な曲線が心を癒します。
大きな雪見灯籠が周囲の緑に映えて、この庭の風情により深みを与えています。
池には大きな鯉や亀が優雅に泳いでいました。
子供もカメさんと握手しています!! 和むな~!
園内の各所に石灯籠が配置されています。
石灯籠にもさまざまな形と呼び名があるのですね~!
こちらの茶室で抹茶をいただきながら休憩も出来ます。
こちらは大滝です。
十数メートルの高所から落ちる滝は、園内のもっとも勾配の急な所を削って断崖とし、濃い樹木で覆って深幽谷の趣があります。
曲折した流れから始まり、数段の小滝となり最後は深い滝つぼに落ちると云う凝った造りになっています。
日本庭園にはここが都内だと云う忘れる程ゆったりとした時間が流れていました。
そんな日本庭園の作庭者は、京都の庭師植治こと小川治兵衛(1860~1933)です。
彼はこの庭園以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰庵、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭し、その後の造園界に多大な貢献をしました。
こうして日本庭園を散策した後は再び洋館の前庭へと戻りました。
こちらには休暇所と売店があります。
売店にはバラを使った様々なお土産物が売られていました。
中には”洋館”と”羊羹”を掛けた”ばらの花の羊羹”なんて云う商品も・・・。
こちらで、バラのアイスをいただく事に。
アイスの中にバラの花びらが入っていて、ほんのりとバラの香りしました。
売店から少し離れた所にも何やら行列が・・・
こちらはソフトクリームとジェラードのお店でした。
こちらも美味しそうでした。
和と洋が調和する大正の庭「旧古河庭園」。
今度は紅葉の頃に訪れてみたいと思います。