和風別館を見学した後は本館へと向かいました。
私は本館が一般公開された2016年に一度見学していて今回が2度目です。
入り口の受付でチケットを確認して貰っていざ館内へ!
しかし、こちらも館内は撮影禁止です・・・
事前に配布されたこちらのパンフレットから抜粋して紹介します。
朝日の間
国賓が天皇皇后両陛下と挨拶をする最も格調高い部屋です。
朝日の間の天井画
彩鸞の間
来賓が最初に案内される控えの間。首脳会談や条約調印式にも使用される。
花鳥の間
晩餐会が催される部屋。
壁には四季の草花の中で戯れる鳥を表現した七宝が30枚飾られています。
羽衣の間
かつては舞踏室と呼ばれていて、現在は歓迎式典や演奏会で使用される部屋。
玄関ホール・大ホール
何処を見ても豪華絢爛で西欧の建築様式の中にも和の意匠が散りばめられていました。
本館を見学した後は再び前庭に出てきました。
建設の総指揮を執ったのは片山東熊(とうくま)。
建物の両翼を前方に張り出して湾曲させた特徴的な設計となっています。
屋根には阿吽の鎧武者や天球儀が配置されています。
こうして迎賓館赤坂離宮見学会を終了して出口のある正門へと向かいました。
創建から100年を迎えた平成21年(2009年)に本館、正門、噴水などが明治以降の建物で初めて国宝に指定されました。
夏休みに訪れてみては如何でしょう。