浅草寺山門の宝蔵門は1964年(昭和39年)に再建された鉄筋コンクリート造で、経蔵を兼ねた建物です。
かつては、仁王像を安置していることから「仁王門」と呼ばれていました。
阿形像のモデルは力士の北の湖、吽形像のモデルは明武谷だそうです。
本堂が見えて来ました。
本堂の手前にあるのは「常香炉(じょうこうろ)」と呼ばれるものです。
コロナ感染予防の為でしょうか。 御線香は焚かれていませんでした。
お水舎
八角形錆御影石造りの手水鉢の上に高村光雲作の龍神像(沙竭羅龍王像)が祀られています。
こちらも水は流れていませんでした。
本堂はご本尊の聖観世音菩薩を奉安することから観音堂とも呼ばれています。
本堂正面に掛かる大提灯と向拝の聯
本堂の天井画は堂本印象「天人之図」です。
天井の真ん中に描かれていた近代日本画の巨匠・川端龍子の「龍之図」は経年劣化で今月初めに剥がれ落ちて来た為に撤去されていました。
正面額には施無畏(せむい) と書かれています。
観音さまは経典において、「施無畏者」とも呼ばれ、人々の不安や恐怖を取り除き、「畏れ無きを施して」下さる。「施無畏」とは、観音さまのおはたらきそのものを意味しています。
本堂から振り返ると朱も鮮やかな五重塔が見えました。
五重塔は昭和48年(1973)に再建された、鉄骨・鉄筋コンクリート造りの塔です。
山門の背後に吊り下げられている巨大わらじは、魔除けのためのものです。
そこから遠くに東京スカイツリーが見えました。
伝法院通りからもよく見えます。
大正ロマン館
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こうして参拝を終えて今度は新仲見世通りへと進みました。
まだ、続く・・・