かつては「知る人ぞ知る」だったはずのここも、すっかり有名になってしまったようだ。
観光バスが停められる駐車場はないのに、なんと今回は観光バスが路上駐車していたのには驚いた。
片側一車線の道路でカーブもあるので、駐車しているバスを追い越すのはけっこう危ない。
さて、落羽松、である。
前回、肝心の水がなかったので、今回は水があってほしいと念じつつ行くと、また水がなかった。
残念!
またも、証拠写真を撮って帰るしかない。
葉っぱが色づいていた。
もっと美しく色づき、根元に水も入って、木陰から光芒が差す、そんな写真を撮ってみたい。
前回出会ったご夫婦が、以前はロープがなかったのにマナーが悪いカメラマンがいるせいでロープが張られて撮りにくくなったとこぼされていた。
その新たにロープが張られた場所には、以下のような警告文が掲示されている。
「池への立入は禁止」「厳守」「利用者のマナーが改善されない場合」「閉鎖」と書かれている。「ヌマスギ」は落羽松のこと。
白いロープが真新しい。
ほかにも「立入禁止」の標識が出ている。
一般観光客もたくさんいるなかで、立入禁止を無視しロープを越えて平然と写真を撮っていたのがこの人。
休憩なのか、カメラや三脚はそこに置いたままで、こちらにやってきて、なぜか僕に話しかけてきた。
あそこは立入禁止ですよと言うと、
九大の偉い先生に許可をもらってるから大丈夫と言う。
警告文の強いトーンからして、そんな許可があるとはとても思えない。
立入禁止であることにはまったく気にする気配もなく、それどころか、「ここでこういう写真を撮ろうと思ってああしたらこうなって・・・」とニコニコと親しげに写真談義を始めた。
こういう人と話してもしようがないなあと思って、落羽松以外でいいところはないかとほかを回ることにした。
結局いいところはなくて、再び落羽松に戻ってびっくりした。
さっきの人に加えて、立入禁止無視のカメラマンが三人増えていた!!!
これはもう閉鎖の日は近いのかも!
ただ今入院中。明日は、今度は左目の手術。白内障だけなので短時間ですみそうだ。