早く受けなければと思っていた大腸内視鏡検査。
病院によってやり方が全然違うので、福岡ではどこがいいか分からなかったが、医者の友人に病院を教えてもらったので、さっそく受けた。
当日渡された書類を見るといろいろ選択肢があり、ポリープがあった場合その場で切除し、場合によっては即日入院も可という選択をした。
大阪で受けていた内視鏡検査の経験から、入院というのは大きなポリープの場合で、多分即日入院はないだろうと思っていた。
ところが、実際には、15mmと6mmの二つのポリープを切除することとなり、即日入院ということになった。
思いもよらぬ二泊三日の入院となり、入院準備はまったくしてこなかったので、病気の妻にタクシーで病院まで往復してもらうことになった。
ポリープ切除による入院は、22mmのポリープを切除した5年前以来となる。
5年前はポリープのなかに癌細胞が発見されたが、切除により完治とされた。
ただ、切除したポリープのなかに癌細胞が発見された場合、癌細胞の状況により、完治とされる場合と、さらにCTなどの検査を必要とする場合があるとのこと。
これは二週間後の診断結果を聞いてみないとわからない。
切除後一週間は食事制限。長く立ったり座ったりして腹圧がかかることは避け、安静にしていること。重いもの(4kg)持つこと不可。車の運転も不可。
食事は一週間後から普通のご飯が食べられるが、消化の悪いものは不可。
よりによってこんな時に、重なるように問題が発生。
以前からおでこに小さな粉瘤(コブ)ができており、小さなうちに除去しなければとは思っていた。
粉瘤は三十年前にほっぺた、四年前に耳の上部の頭皮にできたものを除去手術している。
おでこという触りやすいところにあるのがいけなかったのかもしれない。
本来痛みがないはずの粉瘤が、触ると微かな痛みを感じるようになっていた。
大腸内視鏡検査を受けたその日、おでこの粉瘤が赤みをもって膨らんできた。
触らなければ痛くないが、触るとはっきり痛い。
粉瘤にバイ菌が入り、炎症を起こしてしまったらしい。
発症がたまたま内視鏡検査に重なってしまった。
ネットで調べるといろいろ書かれているが、いずれにしても早く病院に行けと書かれている。
入院している間に炎症が進み、たんに赤みがあるだけでなく、化膿してしまっているようだ。
これまでできた粉瘤では炎症になったことはなく、不安感が募る。
ポリープ切除後の一週間は退院後も安静にしていなければならず、病院に行けない。
どうしたものかと思いつつ、シャワーを浴びて、バスタオルで顔を拭いたら、タオルに血が。
粉瘤から血が出ていた。
妻のたくさんの薬の中にゲンタシン軟膏というのがあり、ネットで調べた結果、とりあえずそれを塗って炎症を治めることにした。
こういう時に限ってずっと天気も良く、寒さで遅れていた梅も見頃になってきているようだ。
梅とメジロは今年は諦めることになるのかなあ。