EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの三脚座レンズフットを交換した。
アルカスイス形式の雲台にレンズやカメラを装着するには専用プレートを付ける必要がある。
従来はRRSのプレートを使ってきたが、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに関しては、RRSよりもKIRKの方が評価が高く、それにした。
在庫の確保に時間がかかったらしく、去年注文してやっと送られてきた。
純正のレンズフットは小さくてちょっと頼りない感じだったが、KIRKのものはがっしりとした感じ。
三脚にセットしてみる。
カワセミのダイブや飛翔を撮るには雲台にさらにウインバリー・サイドキックを組み込んで使うことになる。
でも、このレンズでは三脚は使わないかなあ。
であれば、レンズフットの交換は不要だったのでは・・・
いやいや、このレンズで夜明け前や日没後の輝きを三脚で撮ることも・・・
那珂川のZ地点にカワセミを撮りにいくようになって知り合った野鳥撮影専門の人がいる。
その人から教えてもらったのが、オリンパスのEE-1という照準器。
従来使っていたのが、これ。
KYOEIのマルチドット照準器。
カワセミの素早い動きを捉えるため、ファインダーを覗かず、この照準器の真ん中のドットを被写体に合わせて連写する。
ジェット戦闘機で敵機に向けて機関銃を連射する、まさにシューティング・ゲームのように。
照準器の真ん中のドットとカメラのファインダー中央の測距点を一致させなければならないが、六角レンチで左右、上下を調整するのが一苦労だった。
でも、これをきっちりやらないと撮影に入れない。
そしてオリンパスのEE-1が、これ。
使わない時は畳んでいる。
使う時はこのように。
この照準器だと、照準器のドットとカメラのファインダー中央の測距点を一致させる調整はダイヤルを回すだけ。
とても楽だ。
それに、畳めば自動的に電源が切れるのも、いい。
京都某所のカワセミ撮影グループも、今はみんなこれになってるのかもしれない。
六角レンチを使って調整する照準器なんて、ひょっとしたらもう誰も使っていないのかも。
ついでに
望遠レンズを使う場合は、レンズを三脚にセットするが、標準ズームなどの時はカメラを三脚にセットする。
雲台がアルカスイス形式の場合は、カメラにプレートを付けることが必要になる。
それで便利なのがL型プレートで、僕は基本手持ち撮影ではあるが、付けっぱなしにしている。
L型プレートを付けたカメラ。
L型の利点は、横位置と縦位置をすぐに変えられること。
スローシャッターを使う滝の撮影で、光芒が出現する場所により、横と縦を変えたい時が出てくるが、そんな時にとても便利だった。
ちなみに、RRSはアメリカのメーカーで、これまでネットで直接注文してきている。
今回のKIRKもアメリカのメーカーだが、これは国内の「スタジオJin」というところにネットで注文した。