オオセイボウという鮮やかな青い蜂を初めて撮影できたことに気を良くしたこともあり、せっかく北九州市までやってきたので、ついでに平尾台に行ってみることにした。
カルスト台地では、山口県の秋吉台には行ったことがあるが、何故か福岡県内の平尾台にはまだ行ったことがなかった。
一昨年、門司の白野江植物公園に紅葉を撮りに行った時、出会ったカメラマンに「平尾台はいいですよ。ぜひ行ってみてください」と言われていた。
それに、写真家米美智子が平尾台で撮影しているところを録ったYouTubeの動画も見ていた。
だから、いずれ行ってみたいとは思っていた。
でも、「ついで」のことなので事前の知識がまったくない。
地図を見ると、平尾台自然観察センターというのがあったので、とりあえずそこに行ってみた。
平尾台全体の概要や見どころを示したパンフレットが置いてあるのではと期待していたが、なかった。
どこに行っていいかわからず、車であっちに行ったり、こっちに行ったり、うろうろするばかり。
結局、わからないまま駐車場に車を停め、「九州自然歩道」と表示された道を適当に歩いて(と言うより、登って)戻ってきた。
帰宅して、改めて米美智子のYouTube動画を見てみた。
軽登山的なところもある平尾台の道を、がっちりした三脚を担ぎ、しかもリュックが重そうである。
魚眼、16-35mm、望遠の3本を動画の中で使っていたので、あと2本くらいはリュックのなかに入ってそうだ。
男女がキスをしているように見える「キス岩」や、岩のなかから突き出ている「ど根性の木」などを撮っていた。
今回はとりあえずどんなところか見てみようって感じだったが、今度はちゃんと事前に調べたうえでまた行ってみたい。
この日、走行距離183キロ、燃費は13キロだった。
日頃の燃費が、良くて7キロ台というのとあまりに違う。