九大の森にはこれが6回目。
別名ヌマスギとも言われる落羽松は、根元に水があってこそ雰囲気が出る。
最初に訪れた時だけ根元に水があったが、その後はずっと毎回水がない状態。
これだけ続くともう行く気が失せる。
根元の水の痕も消えかかっているのは、長い間水に浸かった状態がないことを物語っている。
知る人ぞ知る場所だったのに有名になってしまい、人気の過熱ぶりに管理者である九大も困っているという報道をテレビでやっていた。
観光バスの駐車場所がないのに観光バスがやってくるようになり、片道1車線の道路に路上駐車して通行の妨げになっていた。
カメラマンが立入禁止のロープを乗り越えて撮影するのも見かけた。
そんなことから、ひょっとしたら、意図的に水かない状態を続けて、過熱した人気を冷まそうとしているのではないか。
実際、今回はカメラマンは二人だけで、しかも二人とも初めて来たとのことだった。
1回目 2016年12月
2回目 2017年9月 根元にはくっきり水の痕が残っている。
3回目 2017年11月
4回目 2018年8月
5回目 2018年11月
紅葉の時期、根元に水を湛え、光芒か霧が出現する幻想的な落羽松の光景は妄想で終わりそうだ。