約一年ぶりに福岡空港に飛行機を撮りに行った。
道路脇に駐車できなくなったり、空港外周のフェンスが高くなったりと、撮影環境が悪化したため、以前ほど行く気がしなくなっている。
それでも、久しぶりの飛行機撮影なので、どんな写真が撮れるかとちょっとだけ期待しながら出かけてみたら、あじゃー、出発便と到着便の方向がいつもと逆になっていた。
たいていは博多湾の方から空港北端に到着便が入ってきて、頭上のかなり低いところを飛んで着陸するので、夕焼けとのコラボが撮れる。
それとは逆に、出発便が空港北端から博多湾の方へ飛び立っていく場合は、頭上のけっこう高いところを飛んでいくので、写真を撮ってもしようがない状態になる。
風向きの関係でたまにこういうことがある。
せっかく来たのに・・・と、スゴスゴと帰りつつ、それでも未練がましく、空港北端から小さな丘の上に移動した。
エンジン音を轟かせながら飛び立っていく出発便をうらめしく眺めながら、出発便でもなんとか撮ってみるか、レンズは広角がいいか・・・
などと考えていたら、突然、出発便と到着便がいつもの方向に入れ替わり、到着便がやってくるようになった。
よかった。空港駐車場の駐車料金が無駄にならずにすんだ。
さっそく、スローシャッターで流し撮り。
撮影環境悪化のせいか、以前は必ず数人はカメラマンの姿を見かけたのに、今回は誰一人いなかった。