デジタル一眼レフはその場で撮った写真が確認できるが、フィルムは現像とDVD書込み同時注文で10日以上かかる。
その間、どんな風に撮れているのか、不安感や期待感を抱きながら待つ。
今回は曇り気味の光を反映してからなのか、桜の色合いが思っていたのとちょっと違った。
Velvia 100 の特徴である高彩度のイメージではないが、こういった色合いもフィルムの持ち味なのかもしれない。
デジタル一眼レフのようにオートフォーカスや手振れ防止機能はないので、マニュアルでのピント合わせや手振れしないようにシャッターを切るなど、さらなる集中力を要する。
36枚撮り1本で5千円強のトータル・コストがかかるので、一枚一枚を一発必中の思いで撮る。
そういった緊張感がフィルム撮影での楽しみの一つではある。
そのフィルムが今は入手困難な状況になっている。
ヨドバシもキタムラも注文受付停止となっている。
在庫を持つネットショップはここぞとばかり1本6千円台~8千円台の高額で売りに出している。
富士フイルムによれば、需要減少による生産調整ではなく、原材料の調達不足により生産に支障をきたしているらしい。
2023年3月29日
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」の国内供給に関するお知らせとお詫び お客さま 各位
平素は富士フイルム製品をご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」につきまして、原材料の調達不⾜により⼗分な製品供給を⾏うことが困難な状況であるため、本日より国内におけるご注文の受付を一時停止させていただきます。お客さまには、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、ご注文の受付再開時期につきましては、改めて弊社ウェブサイトにてご案内いたします。
一日も早い製品の安定供給に向けて対策を継続してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。