いぜん 茶友から「南蛮煙管」の鉢植えをもらった
めずらしい花で
「古くからある花らしいで」
「屋久島すすきと一緒やないとそだたんらしいわ」
といってもらったが
1年目は咲いたが2年目は屋久島ススキだけになった
昨年秋 四天王寺さんの縁日でこの花を見かけ
懐かしくて 買い求めた
「このススキ 屋久島ですか」
「ようしっとるな~」
「ススキと共存しないと育たないんです。この花は」
手入れは?
「夏の水遣りと 日当たりのいいところにおいてやること」
その花が8月に入ってまもなく 首をにょきっと出した
そして、やっと開き始めた
☆ 花の名は桃山時代にオランダやスペインから渡来していた南蛮人の煙管の形に
似ているから「南蛮煙管」
☆ もっと古くは、花がうつむき加減で物思いにふけっているように見える
から「思い草」
☆ 万葉集では
「道の辺(へ)の 尾花がもとの 思い草 今さらになど ものか思はぬ」
作者不明
「道端の尾花のもとに咲いている思い草のように、今さら、
何を思い悩むでしょうか(あなたのことだけを思っています)」
尾花というのはススキ、万葉人はススキとナンバンギセルの関係を
知っていたのでしょう。
☆ ナンバンギセル 【ハマウツボ科 ナンバンギセル属】
一年生の寄生植物で、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生します。
和名は南蛮煙管で、花の形から来ています。
一年草 なるほど1年目だけですね。咲くのは、納得です。
めずらしい花で
「古くからある花らしいで」
「屋久島すすきと一緒やないとそだたんらしいわ」
といってもらったが
1年目は咲いたが2年目は屋久島ススキだけになった
昨年秋 四天王寺さんの縁日でこの花を見かけ
懐かしくて 買い求めた
「このススキ 屋久島ですか」
「ようしっとるな~」
「ススキと共存しないと育たないんです。この花は」
手入れは?
「夏の水遣りと 日当たりのいいところにおいてやること」
その花が8月に入ってまもなく 首をにょきっと出した
そして、やっと開き始めた
☆ 花の名は桃山時代にオランダやスペインから渡来していた南蛮人の煙管の形に
似ているから「南蛮煙管」
☆ もっと古くは、花がうつむき加減で物思いにふけっているように見える
から「思い草」
☆ 万葉集では
「道の辺(へ)の 尾花がもとの 思い草 今さらになど ものか思はぬ」
作者不明
「道端の尾花のもとに咲いている思い草のように、今さら、
何を思い悩むでしょうか(あなたのことだけを思っています)」
尾花というのはススキ、万葉人はススキとナンバンギセルの関係を
知っていたのでしょう。
☆ ナンバンギセル 【ハマウツボ科 ナンバンギセル属】
一年生の寄生植物で、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生します。
和名は南蛮煙管で、花の形から来ています。
一年草 なるほど1年目だけですね。咲くのは、納得です。