Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

ジャパン・フェスティバルで、「コール双葉」日本の歌を見事に歌い上げる

2008-06-27 | シカゴ日本人学校全日校
ジャパン・フェスティバルのもう一つの全日校の目玉、「コール双葉」の美しい歌声で、21日のフォレスト・ビュー・エジュケーショナル・センターの会場は日本への郷愁で包まれた。



コール双葉は、シカゴ日本人学校全日校の保護者で構成されるママさんコーラス部。毎週火曜日に、日本人学校のプレハブで、熱心に練習をしている。かなり歴史があるクラブで、私が2002年に来た当初は、さほど人数も多くなかったが、音楽好きの人たちが、いつも活発に活動をされ、毎回終業式では、私たち保護者をその歌声や素晴らしいピアノ演奏で、楽しませてくれる。保護者にとって、ほっとするひとときを与えてくれる貴重な時間。

最近は、急に部員の人数が膨れ上がり、30人以上いるとか。舞台いっぱいに歌う人たちも広がり、歌声も増しているような感じだ。今回は、「花いちもんめ」で始まり、「夏は来ぬ」「荒城の月」「秋祭り」そして、「旅立ちの時」で幕を締めた。



「秋祭り」の歌あたりでは、なつかしい昭和の古き良き時代の日本を思い出し、なんだか郷愁にふけってしまった。周りの観客を見ると、日本人もアメリカ人も熱心に聞き入っている。とくに、日本から離れて、ずっと長年こちらにいる日系人の人たちにとって、日本を思い出すたまらない時間ではないかと思う。



ジャパン・フェスティバルの第1日目のわりと早い時間なので、観客の人数が、少ないのがとても残念に思った。いつまでも、シカゴの土地で、日本人のコーラスが存在し続けるといいなと思う。頑張れ、ママさんコーラス部員たち!