花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

交雑種ジュウニキランソウかも知れません

2020年03月31日 20時03分26秒 | 自然観察
3月29日のブログの二つ目の話題として書いた「交雑種なのか紫色のジュウニヒトエのような花」
に、桐生のミツマタ群生地で案内してくださったkotsunagi567さんより、筑波実験植物園の
研究報告に記載されている「ジュウニキランソウ」ではないかとのメールでの指摘を受けました
貼付されていた研究報告は、学術論文なので判りがたかったのですが、写真は私の撮影した
花とよく似ておりました。
(指摘してくださったkotsunagi567さんのご厚意に、感謝とともにお礼申し上げます。)

それで、ネットで「ジュウニキランソウ」で検索しますと、たくさんの記事が出ていました。
それらを見比べても、あの紫色のジュウニヒトエのような花は、ジュウニキランソウと呼ばれる
交雑種と思われます

私の撮影したジュウニキランソウと思われる写真を再掲載します

株全体の写真












かなり紫色の濃いタイプの様に思います。
交雑ではないかと教えてくれたSさんにも感謝いたします。
今回は、新しい交雑種を運良く見つけて、何だろうと問い合わせたsさんのグループも
前日にその花を撮影しており、交雑ではないか、とのヒントを教えていただきました。
そのうえ、Kotsunagi567さんからは、研究論文を教えていただきました。
おかげで「ジュウニキランソウ」という名前まで判明いたしました。
人とのつながりの大切さも感じさせられた花でした。

写真を追加します


















比較のためにジュウニヒトエの写真も追加します















湯袋峠の通交止め解除でハナネコノメ

2020年03月30日 20時52分13秒 | 自然観察
湯袋峠に行ったら、通交止めが解除になり、車も走れるようになっていた。
3月末までの通交止めだったが、少し前倒しで解除にしたらしい。
花探索には嬉しい解除で、早速気になっていたハナネコノメの場所まで
行ってみた。


少しピークが過ぎていたが、まだ葯が残っている花もあった
道の反対側の小川のハナネコノメは終わったが、ここは山間の日陰なので
遅くまで蕾のままだった。

ハナネコノメ


ハナネコノメ


ハナネコノメ

湯袋コースを途中まで登ってみたら、雪と寒さでニリンソウがすべて閉じていた。
キクザキイチゲも花を閉じていたが、閉じた萼の色がピンクのものがあった
咲いたらどんな色になるのだろうか、咲くのが楽しみだ

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自治会で同じ班の、一人暮らしの高齢者が、最近姿を見ていないので気になり
声をかけに行った。
ブザーを何度か押したら、やっと返事があり、元気ーと声をかけたら、玄関を
開けて出てきた。
マスクはしているが、やつれた様子には見えなかった。
「コロナは大丈夫だろうね」と言うと「おう大丈夫だよ」と言う
持参の缶ビールを渡して、「これでも飲んで元気出してね」と言って別れてきた
私がガンの手術をする前、彼には良く草刈りを手伝って貰った。

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桜川の桜と雪の筑波山


燧ヶ池と雪の筑波山


燧ヶ池の桜と雪の筑波山


六所の花桃と雪の筑波山


桜散らしの雪が降る

2020年03月29日 21時45分26秒 | 自然観察

天気だったら最高の見頃だった福岡堰の桜、雨と雪で大分散りました


福岡堰の桜、咲き始めのベニシダレを配して


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交雑なのか紫色のジュウニヒトエのような花


花の色はツクバキンモンソウのような色で、姿形はジュウニヒトエのような株
梅林おくの林道に咲いていた花

花の形と色


上の写真からトリミングで拡大した上唇の様子


葉には紫色の筋がありません

比較のために、同じ林道で撮影したジュウニヒトエの写真

ジュウニヒトエ


ジュウニヒトエの全身

花に詳しいSさんにメールで問い合わせたら、知り合いの方が
色の美しいジュウニヒトエを撮れたと喜んでいたというので
交雑ではないかとの事でした。
こればかりは、専門家で無いと断定出来ないかも知れませんが
初めて見たので、記録として掲載して残します。







曇天の筑波山に登る

2020年03月27日 23時37分35秒 | 自然観察
先日行った三毳山で、カタクリが満開で、シロバナカタクリも咲いていた。
シロバナカタクリは、筑波山でも毎年のように咲いている
そんなわけで、筑波山のシロバナカタクリが咲いているか確認しに行った。

その前に、食料品の買い出しに家内とカスミに行ったので、筑波山に着いたのは
11時過ぎである。
キャンプ場に行くと、先客の車が4台ほど止まっていた。
準備していると、雨粒がパラパラと落ちてきた。
空を見上げると、ねずみ色の雲が広がっていた。
本降りにはならないだろうが、一応警戒して雨具を着込んだ
普段使っているカメラは、雨に濡らしたくないので、水中カメラにもなる
オリンパスのコンデジを持って行くことにした。
駐車場の左の丸太の腐った階段を登ると、ニリンソウやカタクリが咲いている
キャンプ場の下段につくと、先日見た雪は完全に消えていて、咲き始めの
キクザキイチゲの青い花が咲いていた。
日当たりには、カタクリの花も結構咲いていた。
しかし、御幸ヶ原に着いたなら、たくさん咲いていると思ったので、適当に
撮影していた。
がそれがとんでもない思い込みだと御幸ヶ原で思い知らされたのだった

登山道の防火帯の下で、すれ違ったお二人に、御幸ヶ原には咲いて無いと
聞いてはいたが、いざ御幸ヶ原のかたくり園に入ると、かたくりが数輪
あちらこちらにポツンと咲いているのみで、シロバナカタクリなんぞは
影も形も無かったのである。
かたくり祭りの、のぼりがむなしく風にはためいていた。
三毳山のあのあふれんばかりの花の数と、この花の無いかたくり園に
私は茫然自失の思いに襲われたが、ままよ山にはそんな事もあるのだと
気を取り直して下山した。
防火帯あたりまで下ると、木の葉に当たる雨の音がした。
「人間万事塞翁が馬」を誰かが茶化して「人間万事塞翁が丙馬(ひのえうま)」
と言ったが、私も午年生まれだからね。
「にんげん ばんじ さいおうがうま」の意味は、人間の幸、不幸は予測
できないと言うような事ですね。 

ニリンソウ


キクザキイチゲ、私の好きな青花


キクザキイチゲ


クキザキイチゲ


カタクリ


エンレイソウ


ハルトラノオ


防火帯の登山道


防火帯に立つ道標


笹の枯れが目立つ


○○さんの腰掛け石(笑)


山頂直下のむき出しパイプ(水道かな)


女体山下のキャンプ場下山口のブナの巨樹に、私も参加した
筑波山ブナ調査のナンバープレートが打ち込まれている
そのうち、このプレートも木に飲み込まれて見えなくなるだろう
その当時、筑波山に生えていたブナとイヌブナの全部に、一本一本
ナンバープレートをつけて、その位置をGPSで記録した。
言わばブナの住所録である。

キャンプ場コースの下山口から女体山の山頂を見上げて


山頂三角点


つつじが丘を見下ろして


山頂からの展望は無し


かたくり園ちかくでヤママユ


かたくり園のブナ伐採


かたくり園内にはカタクリがちらほらしか咲いていない

帰りに鬼ヶ作林道から酒寄線を通って、沼田新田酒寄線で梅林に抜けた。
梅林も沼田新田酒寄線も、車で走れるようになったので嬉しい。
梅林付近の桜と景色が美しい季節になりかかっていた。


梅林駐車場奥の花景色 曇り空で撮影して映えないが、天気が良ければ映えるぞ













河川敷に咲く花

2020年03月26日 03時00分28秒 | 自然観察

ヒメアマナ


ヒメアマナ2


ジロボウエンゴサク


ジロボウエンゴサク2


ノウルシ


ノウルシの群落


菜の花ロード


菜の花ロード2


林道と筑波山麓で見た風景


林の中のハクモクレン


木漏れ日のハクモクレン


ジュウニヒトエ


枝垂れ桜と筑波山


神郡の花桃と筑波山

春は桜 満開間近の福岡堰




黄色のベルトを締めてお出かけ






水中花 (笑)










奥久慈の無名の山に咲くイワウチワ

2020年03月25日 06時50分19秒 | 自然観察
( 訂正 イワウチワと書くべき所をイワカガミと書いておりましたので
イワウチワと訂正いたしました 指摘してくださったyugoroさんに感謝 )

イワウチワと言えば、4月はじめと言うのが今までの経験だった
ところが、3月10日過ぎ頃からイワウチワのレポートがネットに出ている。
最近、イワウチワの有名地は栃木県の那珂川町で、私も何度か出かけている。
しかし、茨城県の奥久慈地方の山だって、どこへ登ってもイワウチワの群落が
広がっているのだ
と言う事で、病身にむち打って常陸大宮市の下檜沢に、はるばると出かけていった
「家内に一人で大丈夫なの」と言われてしまったが、大丈夫と言い切れないのが
つらい所だ。

この一帯の山では、名前の知られた山は、南の青麻山ぐらいであろう。
私の行った下檜沢の山は、300から400メートルの山々が峰を連ねている植林地だ
この下檜沢の山には、数年前にも登った経験があるのだが、同時にGPSと小型
デジカメを紛失してしまうと言う苦い経験もある山だ。

この一帯も、ご多分に漏れず、台風と豪雨で作業用の林道は荒れているし、作業
されていない植林地の山は、バラや蔓が繁茂して、藪漕ぎで登るしか無い。
目的の尾根の斜面は、シダが一面に茂り、中腹以上には作業道も無い、ズルズル
滑る急斜面の杉の植林地を、立木に捕まり、シダにしがみついて登った

登り着いて反対側の斜面を眺めると、素晴らしい!! イワウチワのピンクと白の
群落が広がっていた。
峰続きのピークを越えて次の山に行っても、北向きの斜面にはイワウチワの群落が
広がっている。
ただし尾根には倒木が何本も転がっていて、迂回を余儀なくされるが、必ず誰かの
踏み跡があった。
隣の山に行くと、そこには尾根の踏み跡にまで花が広がっていたが、早く咲いた
ものは、花が散りかかっていた。
日差しはあるのだが、冷たい風が梢を鳴らして吹き付ける
花の撮影には最悪だったが、お構いなしに私は撮影した
聞こえるのは風の音ばかりで、鳥の声もしない寂しい山だった
あまりの寒さに持参の雨具を着て耐えた。
















































帰り道、県道29号線を走ると、道ばたの草むらにアズマイチゲの群落が続いていた。
思わず車を止めて写真を撮りたい誘惑に駆られたが、迷惑カメラマンにはなりたくない
ので耐えたのだった。
私の田舎の岩手では、子供の頃、こんな風景は当たり前だったから、アズマイチゲの
有る風景は、幼い頃の記憶を呼び起こす。
知らない町なのに なぜか懐かしい

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23日に撮影したハナネコノメの写真を掲載します
撮影が少し遅くなり、すでに花粉が出ているものが多かった


ハナネコノメ、以下同じ



















花友Kさん撮影の週刊(習慣)高尾山の花・3月22日号

2020年03月24日 07時25分11秒 | 自然観察
花友Kさんから、恒例の高尾山の花の写真が届きましたので掲載します。
まずは是非撮りたいと意気込んで出かけたミドリニリンソウから掲載
青字はKさんのメール文です

今年のミドリニリンソウ達は、私が見た中では一番のミドリでした!
チコちゃんが云うところの事故(台風被害)に遭ったからなのだろうか?
発生?の仕組みは四つ葉のクローバーと一緒なのか??
叱られないくらいは見付けました!(笑)



ミドリニリンソウ (たしかにね、花が葉っぱの変化したものと言うのが判るね)


ミドリニリンソウ

こちらは、別のミドリニリンソウ達


ミドリニリンソウ


ミドリニリンソウ


ミドリニリンソウ

前回(164)送ったミドリニリンソウの花柄が伸びてニリンソウらしくなりました。
二輪目の花色が気になります!(笑)


ミドリニリンソウ  ( 二輪目の蕾がついているのですが、開かないと色が判らないと言う意味 )


ミドリニリンソウ

満開だったヒナスミレ。
可憐なピンクが良いですよね!
咢のお飾りが可愛いらしいポイントです。


ヒナスミレ


ヒナスミレ ( 萼片の付属帯が有り切れ込みがある )


ヒナスミレ (側弁基部に毛があるタイプ、毛の無いものもある)

そして、忘れてはいけない高尾山のタカオスミレ。
咲き始めだからか?葉が綺麗に暗紫褐色です。



タカオスミレ


タカオスミレ
タカオスミレは、ヒカゲスミレの品種で、葉の表面が暗赤褐色のもの
高尾山で発見されたので、その名がついた。
以前はその色が葉裏に透き通るものをタカオスミレ、葉裏が緑色のものを
ハグロスミレと呼んでいたが、今はタカオスミレに統一された (スミレハンドブックから引用)

特別公開 ヒメフタバラン
二年連続の台風と豪雨被害で、半日陰の好きなヒメフタバランの
咲いている場所の環境が激変し、見通しが良くなり明るくなって
本当に絶滅寸前にまで減ってしまったそうです。
なので公開するか非公開にするかで迷いましたが、あえて公開する
事で、現状を知ってもらい、一層の保護をお願いしたいと思います
全身を撮った写真もありますが、背景の判らない花のアップの
写真のみ掲載します。


絶滅寸前のヒメフタバランの花のアップ 
撮影はKさんです
実物は、踏んでしまいそうな小ささです。






庭のイカリソウが開花してました

2020年03月23日 10時15分34秒 | 自然観察
日陰の好きなエビネ類のために、日陰を作ろうと植えたイカリソウが、いつの間にか
開花してました。


イカリソウの花


イカリソウの花
あまり日陰を作ることには役立ちませんでしたが、私の目を楽しませてくれています


ヤマシャクヤクの蕾が大きくなってきています。

ビニールのチャック袋に水を入れて、カザグルマの発根実験をしていた
カザグルマのタネを取り出して植える事にしました。

水中から取り出したカザグルマの種は全部で17個


取り出した種をマクロ撮影で拡大した写真
初めての実験なので、どの程度で適期なのか判らないので、とりあえず
ジフィーセブンと言う種まきポットに3個ぐらいずつ植えてみます。

クレマチスの一種を空き地に植えて、花の後もそのままにしていたら
枯れたと思っていた蔓から、新しい葉っぱがどんどん出てきたので
ちょっとびっくり。
根元からは新しい芽も、知らないと言う事は恐ろしい
枯れた蔓を切るつもりだったわ。


龍ケ崎市・般若院のしだれ桜満開

2020年03月22日 18時12分20秒 | 自然観察
花友のお父さんから、龍ケ崎市の般若院のしだれ桜が2日前で満開に近かったと
聞いていたので、空き地の草刈り作業の後、午後の2時過ぎに撮りに行った。
予想通り満開だったが、午後の日差しは傾いて、しだれ桜が本堂の影になっていた
毎回午前中に来ていたので、たまには午後にと行ったのだったが、イマイチだった
夕方はライトアップもあるらしいが、そんなに待てない。
簡単に撮影して、さっと帰ってきた。


般若院のしだれ桜 全景


花のボリュームと枝振りの面白さを狙って


天然記念物に指定されて茨城県の文化財になっている



群馬県桐生川沿いのミツマタの大群生地と栃木の三毳山のカタクリを巡る

2020年03月21日 23時53分50秒 | 自然観察
昨年も出かけた群馬県桐生市の桐生川沿いのミツマタの大群生地の山と
栃木県佐野市の三毳山にある「万葉自然公園・かたくりの里」を花友と
そのお父さんを含めて総勢4人で巡ってきた。

桐生川の上流から入る三境林道が通交止めになっているので、そこの
大群生地には行けなかったが、桐生川沿いの群生地の山はミツマタの
見頃で、素晴らしい眺めであった。

昨年も案内していただいた「花と低山をめざして」のブログを書かれている
kotsunagi567さんと梅田川ダムのロードパークで待ち合わせ、今年も
ご案内していただいた。
途中に咲いていたミツマタの花で、花のつき方とか枝振りの様子を
教えていただいた後、桐生川沿いのミツマタ群生地の山を見に行った。

そこは、割烹旅館の清風園のすぐそばの山で、伐採された山の斜面が
全部ミツマタに覆われているという大群生地で、今まで見てきた
山間の群生地などとは比較にならない規模の広さである。

そのミツマタの斜面の下には、三体の石像が祭られていて、あたかも
ミツマタの花を守っているように見える。
暖かい日差しに包まれた黄金のミツマタと、青空と周りの山々の緑が
桃源郷のような雰囲気であった。


明るい日差しに輝くミツマタの山


ミツマタの黄色、青空の青、植林地の緑、三色の配置を狙って


下からミツマタの山の全景


ミツマタにも、それぞれの咲き具合でグラデーションがある


お地蔵様のような苔むした三体の石像がある


苔むした石像に守られてミツマタの山


左下に石像を入れてミツマタの山、惜しいことに石像が日陰で
ポイントにならなかった。残念


山頂付近に伐採された切り株が残っていたので、切り株とミツマタを
望遠で撮影、(伐採地と判る)


桐生川の対岸の植林地の緑と対比させて、(明と暗)

kotsunagi567さんとは、梅田ふるさとセンターでお別れした。

私たちはそこでおそばを食べた。
そこからは栃木県佐野市の「万葉自然公園・かたくりの里」を目指して
ドライバーkさんお得意の裏道をひた走る。(^0^)

万葉自然公園・かたくりの里には、単独でも来た事があったが、久しぶりに
訪れたら、様子が変わっていて驚いた。
駐車場が拡張されて広くなっていた
しかし折からのコロナ騒ぎで、センターの建物が閉じられていて、様子を
聞くことも出来ない。
警備員の方が、トイレは使えますよと案内している。

遊歩道をカタクリの里に向かって登ると、どこかの家のこぶしが満開で咲き
湿地に植えられた水芭蕉が花開いていた。
その脇の草むらには、アズマイチゲの群生が、白い花を揺らしている。

カタクリの群生地の入り口前に、野外ステージの様な建物があり、その前には
ベンチがたくさん並べられていて、何人かのグループが休んでいた。

鹿の食害を防ぐ回転式のドアを開けて群生地に入ると、遊歩道は二つに分かれていた
私たちは左の遊歩道を登って行った。
途中にアズマイチゲやカタクリの群生が広がっているが、この道の最大の
メリットは、白いカタクリの花が咲いていた事である

シロバナカタクリは、数万本に1本と言われる希少種である。
惜しむらくは、ちょっと距離が遠いので、望遠が無いと難しいことだ

花探索隊長のKさんを先頭にして歩くと、次から次へと花を見つけてくれるので
老眼の私も探す手間が省けて楽ちんである。
カタクリやアズマイチゲはもちろんのこと、イチリンソウやニリンソウ、わずかな
ヒメアマナの花も見つけてくれた。
ヒトリシズカもあったらしいが、私はイチリンソウの撮影に夢中だった。

実を言うと桐生のミツマタの群生地で、私のカメラが故障して、動かなくなっていた
移動中に電源を入れ替えたり、いじっていたのが良かったのか、この時に
写真が撮れるようになっていた。
ただしピントがどうもうまく合っていないような感じである。

崖から転落したり、立木にぶっつけたり、三脚が風で倒れたりして、カメラに
かなり衝撃を与え続けていたので、故障してもおかしくない状態だった。
カメラが壊れたら、私のブログはやめて、Kさんの写真を載せるよと冗談を
言って笑わせた。


シロバナカタクリ1


葉っぱも入れてシロバナカタクリ


ニリンソウの群落
この時、ニリンソウを知らない女性がそばに来て、ニリンソウはどれですか
と聞くので、ニリンソウの花を指さして、あれがニリンソウで、花の下に
もう一つ蕾がついているでしょう。遅れてもう一つが咲くんです。それでニリンソウ
などと、知ったかぶりを言ってしまった。女性に甘いなー俺(^0^)


イチリンソウ


イチリンソウ2


ヒメアマナ


花の楽園


アズマも色々、って島倉千代子さんが歌って無かったけ(笑)


コブシの花


植えられた水芭蕉


草むらのアズマイチゲ群落


かたくりの里入り口煮立つ ここに咲く野草の花の写真看板
3月にカタクリ、アズマイチゲ、3月~4月にかけてイチリンソウ、ニリンソウ、フデリンドウ
ヒトリシズカ、チゴユリ、ホウチャクソウ、タチツボスミレ、ツボスミレなどがリストされていた


かたくりの里園内の遊歩道の階段は、非常に細かい砕石が敷き詰められていて
石が足に当たらず歩きやすい


入り口の分岐に立つ「町谷町のカタクリの群落」の標柱が立っていた


緑に覆われた斜面は、カタクリが一面に咲き乱れ、その密度の高さに驚く


山の上から差し込む光に、輝くカタクリは、ひときわ美しい


アズマイチゲも光を浴びて白く輝いていた


遊歩道の脇には、鹿よけ柵が張り巡らされているのは悲しい現実


逆光に透けるカタクリを望遠で捉えた


同じく逆光のカタクリの群落を望遠でのぞく


それは美人姉妹だった


緑の海に囲まれて







やっとハナネコノメが咲いたと思っていたら、次から次へと花の便りが
伝わってきて、時間がいくら有っても足らなくなってきた。
久しぶりに花友とkotsunagi567さんに会うことが出来たので、充実した
一日であった。
kotsunagi567さんと花友に感謝しかない。ありがとう。
命輝く花たちにも感謝

(後で見ると、誤字、誤変換 などが多数有りますが、ボケ爺が寝ぼけて
書いてますので、大目に見てくだされ mino爺からのお願いです)




ハナネコノメが開花したと聞いて撮影に

2020年03月19日 21時15分13秒 | 自然観察
ヤマレコの会員の方から、ハナネコノメが開花したという連絡があったので
ハナネコノメを撮りに出かけた。
が早めに行きすぎて、山間の湿地にまだ日が当たってなかったので、雰囲気のある
写真は撮れなかった。
日が当たるまで待てば良かったのだが、他の場所にも撮りたいものがあったので
ハナネコノメの一回目はこれで良しとする。


ハナネコノメ1


ハナネコノメ2


ハナネコノメ3


ハナネコノメ4


ハナネコノメ5


ハナネコノメ6


ハナネコノメ7


倒木でひを浴びる多分イチモンジ蝶


ビロウドツリアブも土手で一休み


残雪のキャンプ場に咲くキクザキイチゲ

2020年03月18日 20時49分00秒 | 自然観察

筑波高原キャンプ場を訪ねると、テントサイトは一面の残雪だった


雪のないテントサイトの土手に、青い妖精のキクザキイチゲの
可憐な花があった。
他県の山では、白い花が多いキクザキイチゲだが、筑波山には
このような青い花も咲く、私の最も好きな色である。
まだ咲き始めで、まことに小さい花である


一番高い場所のテントサイトには、梅が一本満開であった


帰りに寄った羽鳥道て、美しい花を見た。

花友Kさん撮影・習慣(週刊)高尾山の花3月15日号

2020年03月17日 19時30分57秒 | 自然観察
花友のKさんから3月15日に撮影した高尾山の花の写真が届きました。
説明は例によって、花友Kさんのメール文を引用しています。

前日の雪が思いの外樹上に残っていた高尾山。
登山道の天気は雨時々雪(笑)
そんな中でハナネコノメを堪能して来ました!
全体的にピークは過ぎてしまった感じでしたが、
雪にも負けず待っていてくれた花たちです。


ハナネコノメ1 ひょっとして葯の黄色は花粉かな


ハナネコノメ2


ハナネコノメ3

まだ蕾の一画もありました
のメールでハナネコの写真が、追加で4枚送られてきました

ハナネコノメ4


ハナネコノメ5


ハナネコノメ6


ハナネコノメ7

フサザクラのビフォーアフター(笑)
花後の姿のようですが、どう見ても別人!
アブラチャンに自然に接ぎ木しちゃったの??
と一瞬真剣に考えました。


フサザクラ1


フサザクラ2


フサザクラ3


フサザクラ4

今回の変わり咲き!( ̄- ̄)ゞ
ニリンソウ。
ちょっとだけ緑の咢片が付いている。


ニリンソウ1 (花が開ききってないので厳しいが萼片は緑のよう)


ニリンソウ2